Kenz

在学中のモザンビークでの記憶を日記がてらnoteにまとめていたけれど、案の定続かず。今…

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在学中のモザンビークでの記憶を日記がてらnoteにまとめていたけれど、案の定続かず。今はブラジルに住んでいます。

最近の記事

紅茶派か?コーヒー派か?

紅茶派か?コーヒー派か?と聞かれることがたまにある。これは犬派?猫派?と同じく、難しい質問である。 その時の回答は、優柔不断な回答で申し訳なさを感じながらも、どちらも好きと答える。 ブラジルでは、コーヒーが主流である。(ポルトガルと同様に?いや、コーヒーは最初からブラジルのものか。)ここに住み始めてからというもの、エスプレッソタイプの少量のコーヒーを日常的に飲んでいる。スーパーに行っても、紅茶の種類は少なく、しっかりと濃い味が出ないものが多い。そんな訳で紅茶よりもコーヒー

    • それぞれの正義・正解

      自分は特定の思想を持っているわけではなく、比較的色んな考えを寛容的に受け入れることができる方だと思う。自分の考えを嫌な風に否定されるとそれは苛立つだつかもしれないけど、異なる考え方や価値観は単純に面白いと思って耳を傾けることができる気がする。 今振り返ると、大学の学部から正解のない問いについて考えることが多くなった(当然だけれども)。それでも法律を専攻していた学部の時は、判例や通例といった形で基本的な考え方の指針はあったし、それに沿うことが答えとして求められていた気がする。

      • マイノリティとして生活すること

        イギリスでの大学院生活を終えた今、ポルトガルに滞在している。人種に紐付く外見に注目したときに、ポルトガルでの生活がモザンビークで滞在した時の思い出が少し蘇ってきたので、雑記として残したい。 イギリスで生活していたブライトンという南部の街は、寛容的な街として有名で、人種とはまた異なるが、国内で一番大きい(多分)とされるレインボーパレードが毎年開催されている。また、(恐らく)イギリス経済が多くの移民によって支えられているように、いわゆる西欧系の白人だけでなく、多様な人種が入り混

        • 50:50

          これは自分の偏見から始まり、偏見に基づく話です。 日本の外へ出ると生まれ育った「日本」を外から見ることになる。どうしても滞在したことのあるモザンビークやイギリスと比較して見てしまうことが多い。それもネガティブな方向に。もちろん良いところもたくさん見つかるんだけれども。 それと同時に、国内では出会う機会が少ないであろう多様な人たちと「日本人」という共通点を介して話をする機会がある。そうした人たちは、大抵自分とは異なる経験や価値観を持ち、良い意味で刺激的な話が多くワクワクする

        紅茶派か?コーヒー派か?

          ポル語(ポルトガル語)

          モザンビークの思い出の中で忘れられない経験の一つに、到着間もない頃のポル語での会話がある。日本を経つまでポル語を少し勉強しようとしたものの、まあ身が入らず本当に何もわからないままモザンビークへ降り立った。 到着初日、同じ敷地内に住むJoseから”Como se chama?(なんて名前?)" と聞かれて、それすらも理解できなかったことがなぜだか忘れられない。 1-2週間した頃、仕事中に石鹸を買いに外出しようとした時に、モザンビーク人従業員から”vais comprar o

          ポル語(ポルトガル語)

          イギリスに来て視野の狭さに気がついたこと

          今朝、コーヒーを入れながらふと思いついたので書いてみます。これは殴り書きというのかな?短いのでサブタイトルなしで進めます。 イギリスに来て約1年。修論を提出して来週には去る予定だ。コロナで4カ月ほど日本に一時帰国をしていたので、1年間フルで滞在していたわけではないけれど、いい国だった気がする。 この国への第一印象は、「ヨーロッパの中でもいまだ王者に君臨している調子乗っている国」と認識していて、イギリス人の友人との会話の中でもなんとなく他国や異文化への尊重する意識が低いよう

          イギリスに来て視野の狭さに気がついたこと

          初めてのアフリカ、モザンビーク

          はじめにこのご時世にこんな日記みたいな(どうやら備忘録という?)を書き、大した推敲を重ねず世に送り出していて恥ずかしいですが、自己主張の強い備忘録としてここに残します。気がついたら下書きに保存して2週間が経過してました。 思い返すこと3年前。2017年の8月から2018年の3月までアフリカ南東部に位置するモザンビーク共和国(以下モザン)に滞在していました。気がついたら一年もしない間にまた戻り、現在では修論のテーマも関連しているのだから、何が起きるのか本当にわからないなあと。

          初めてのアフリカ、モザンビーク

          はじめに

          文章を書くのは好きか得意かも分からないくらい書いたことがないのに、たまに更新しているやりたいことリストを見た時に「ブログを書く」という項目がありました。トレーニングのように一つのことを続けることはたぶん苦手なので、そもそも始めていませんでした。 けれど、大学院でエッセイを書くときは、自分で読み物を作っているような感覚は楽しいので、それを自分のできる範囲でやってみようと思って、今書いています。自分の記憶に眠る思い出たちは、自分にとってはすごく大切なもので、今後もふとした時に振

          はじめに