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それぞれの正義・正解

自分は特定の思想を持っているわけではなく、比較的色んな考えを寛容的に受け入れることができる方だと思う。自分の考えを嫌な風に否定されるとそれは苛立つだつかもしれないけど、異なる考え方や価値観は単純に面白いと思って耳を傾けることができる気がする。

今振り返ると、大学の学部から正解のない問いについて考えることが多くなった(当然だけれども)。それでも法律を専攻していた学部の時は、判例や通例といった形で基本的な考え方の指針はあったし、それに沿うことが答えとして求められていた気がする。

けれど、その分野から少し目を逸らすと、政治や宗教など必ずしも一つの考え方でまとめることができないことがたくさんある。そのどれもが決して正解・間違いと断定できることはできない。どの視点に立つかで、掲げる「正義」や「正解」なんていくらでも変わる。

アフリカやヨーロッパに足を入れ、大学院まで教育を受けて、こんな当たり前の考えにしか行き着かないことに恥じらいを感じながらも、どの視点の、そしてどんな正義・正解を選択するのか(それを主張する/しないも選択)が大事な気がしている。でもその力を養うには、もっと時間が必要だ。

自分のボキャブラリーか文章作成力か、そもそも言葉に限界があるからか、自分の頭にあることを文字に起こせていない気がしてならない。備忘録だし、まあそれも仕方ないかと思い、投稿してしまおう。

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