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【読書記録#01】Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ


読書の目的

学習法を聞かれたときに、どう始めれば良いかを伝えるために、学びの仕方を学ぶこと。

本棚を整理していたら、ふと目に留まった本です。最初はメルカリで売ろうかと思ったのですが、中を少し見てみると意外と面白そうだったので、再読しました。

セブに行く予定があり、「勉強のモチベーションが湧かない」といった悩みに対応できるようにしたいと思っています。(もちろん、自分自身もモチベーションが下がることがありますので。)

本の内容

本のタイトルにある「6つのステップ」は以下の通りです。

1. 価値を見出す
2. 目標を決める
3. 能力を伸ばす
4. 発展させる
5. 関係づける
6. 再考する

自分には少し重い内容だったので、後半はざっと目を通す程度にして、1.〜3.を中心に読みました。

学びの意義

やる気を引き出すためには、学びたい内容と自分の生活に関連性を持たせることが重要。私自身も英語学習を始めたきっかけは、「30歳手前で転職するには何かしらのスキルが必要」と感じたことでした。若干ネガティブな理由もありましたが、少なくとも「自分事として捉える」ことには成功したと思います。

学びを深めるためには、「ラーン・クラフティング」が重要です。これは、知識やスキルの習得に自分なりの意味を持たせることです。

学習とは、頭を働かせる「活動」です。積極的に関与するほど、学びも深まります。YouTubeをながら見しても何も身につかないように、受け身では効果が薄いのです。

実践と反省

スキルを伸ばすためには、現在の知識を把握し、どこを改善するかを理解する必要があります。パフォーマンスの観察も欠かせません。これは、最近IELTSのリーディングで苦戦してから意識するようになりました。読めなかった部分の原因を探るようにしています。(単語が分からなかったのか?文構造が理解できなかったのか?)

月並みですが、ChatGPTが大いに役立ってます。
今までも「自分が分からないところを理解するのが重要」とは言われつつも、「いやそれが分かんないから間違えてるんだろ…」という思いもあり、おざなりになってました。
ChatGPTのあかげでだいぶ文構造の理解が進み、便利な時代を感じています。

感想

久しぶりに重めの本を読みました。「感情」が学習において予想以上に大事だと実感しました。

昔から疑問だったのが、勉強法の勉強をしないことです。例えば、「英単語を覚えてくるように」と言われますが、「どう覚えるか」は教えてくれません。自分で考えるのが理想ですが、それはなかなか大変です。そのくらいはアシストしてくれても良いのではないかと思います。

それでは!

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