米国株式市場は反発-マーケット考察-2020.5.15
米国株式市場は反発。
寄り付き直後下落しダウ平均株価は23000割れで推移してました。
主な原因は、
(1) 米新規失業保険申請件数が298万人と予想を上回ったこと
(2) 前日のパウエルFRB議長の経済活動回復不安絡みのコメントに呼応し、米国株式市場の割高感が囁かれていたこと
(3) トランプ大統領が中国と断行できるのかのシミュレーションを行っているとの発言に米中対立の悪化が懸念されたこと
でした。
テクニカル的に24000の攻防をここ1ヶ月余りしてきている中、今週に入りダウ平均株価指数は1500ドル超えの下げで22000台に突入し、先月の安値を超えて下落しました。このレベルでは投機筋は「割安感があり」と判断した様で、ファンダメンタルズ的には特段の買い材料がないものの、急速に買い戻しが入った模様でした。
メディアのコメントもマチマチで一言で言って仕舞えば、まだ市場は暗闇の中を彷徨っている感じなものが多いです。
投資家のマインドは楽観的というよりは悲観的で、たとえ経済活動が再開されても、回復のスピードは遅く、想定しているよりも痛みを伴うのではないかと予想している向きが強いです。
という事で、振り返ってみれば、私が週初に申し上げました様に、楽観論と悲観論の綱引き状態で、先週は楽観論に軍配が上がり、今週は悲観論が優勢に進んできているイメージです。今日は金曜日ですから、新たなニュースが無ければポジション調整に終始する相場になりそうです。
立沢賢一
〜投資家サロンについて〜
投資の世界では勝てない投資はしてはいけません。 勝つ為に徹底的に戦略を立てなければいけません。
私は住友銀行/メリルリンチ/バンク・オブ・アメリカ/HSBCと長きに渡って金融スペシャリストとして活動してきたノウハウを存分に活かして投資はしていますが、その時のコネクションなどは一切利用していません。
つまり “全ての方が真似できる可能性がある” と言う事です。
知識やノウハウ、投資スキームまで私が長年かけて編み出した無形資産を後継者を継承したいという思いから惜しみもなくご教示致します。
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