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立沢賢一のマーケット考察 2020/02/15

1. 金曜日の米株は小動きに終始。昼過ぎまでマイナス圏で頭が重かったが、引けにかけて戻してフラットクローズ。きっかけは、今年予想される減税案の一つに株式購入インセンティブがあるとの報道。

2. 今週の米株はプラス圏で終了したが、一方でコロナウィルス騒動 もまだ底が見えないことも同時に判明した。でも、少なくとも米国経済に対する相対的信頼度に揺るぎはない・・・的コメントが多い。

3.この堅調な市場センチメントの背景には、上記の地理的優位性に加えて、やはり予想以上に堅調であった企業決算があると思う。

4. ・・・ということで、米国経済の相対的優位性は続きそうだし、それをアンカー役と考えれば、今年の相場展開は決して暗いものではないはず。引き続き過度な弱気は禁物だと思うし、大きな意味でドル円も同じではないか。

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本日のチャート:米ドルインデックス(Weekly)のポイント
- 一時は結構下落した米ドルインデックスであるが、コロナウィルス 騒動もあって、結局あっという間に高値圏に戻ってしまった。
- 米株が堅調なうちは大した問題ではないと思うが、株価が調整し始めると、トランプにとって攻撃しやすいターゲットではあると思う。

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NEWS PICKS 立沢賢一 / 立沢賢一 official website


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