立沢 賢一メールマガジン【新時代投資家育成】 vol.2

【新時代投資家育成】は、時代の変化に呼応した金融・情報リテラシーを身に付けることを目的としたメールマガジンです。読者の皆様の投資人生のお手伝いを出来ましたら幸いです。

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立沢賢一 オフィシャルメールマガジン 新時代投資家育成 Vol.2

…1.近況

新型コロナウイルスが発生する前は私はタイと日本を物理的に行き来する生活を続けていましたが、現在は一箇所に留まりリモートで働く生活を送っております。

読者の皆様もご自身や家族を守る行動を出来る限り大袈裟にして頂きたいと心からお願い致します。

そのような混迷極まる世相の中、変貌する世界に適応できた人々は新しいビジネスモデルやライフスタイルの形を提唱し、経済不況とは真逆のコロナバブルを謳歌しています。

一つの例を挙げますと、コロナ対策の一環としてリモートワークが推奨され、ZOOMなどのリモートサービスは短期間に急成長しました。そして関連企業の株価は急騰し、その結果、創業者達は世界長者番付にランクインする程の経済的成功を収めました。

彼らは (1) 既存の価値観に縛られる事なく常に新しい概念を学び、(2) 時代の変化にアンテナを張り巡らせ、(3) 金融・情報リテラシーを駆使し、(4) 新時代を生き抜く力を発揮したのです。

私は、皆様が不透明感増すこれからの時代を生き残って欲しいと思っております。その為には、各種リテラシーを身に付ける事が必要になります。日々の自己研鑽の際に、このメールマガジンを利用して下されば幸甚です。

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…2 .コロナウイルス特集

①マーケットはまだ売り場色彩が強い
②米国内では新型コロナウイルス感染状況好転のニュース
③経済対策108兆円のウソ
④米国空母100人以上の感染「セオドア・ルーズベルト」艦長解雇
⑤日本政府の手中に収まらなかったWHO

2019年12月中国 武漢より発生したと言われている新型コロナウイルス肺炎。
新型コロナウイルス肺炎は2020年アジア各国から始まりアメリカ・ヨーロッパへと広がりました。そして今世界中は大混乱に陥っています。

多くの国々は非常事態宣言、外出禁止令・営業停止令・集会の禁止など発令してます。そしてそれらの国々や地域で人・物・金の流れが完全に停止しつつあります。

マーケットの動きにどのような対応をすべきなのか、どのような視点で捉えるべきなのかのにお答えしていきたいと思います。

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①マーケットはまだ売り場色彩が強い

現在の米国株価は直近の安値20,987(4/3)から20%程度戻し、前回の高値22,535(3/26)近辺で推移してます。また、今年の最安値18,340(3/23)と最高値29,551(2/11)の約40%弱戻しています。従今して、現在の米国株価は戻り売り圏と位置していると言えます。まだ売り場としての色彩の方が強いと見てます。

さて、今回の新型コロナウイルスショックはリーマンショック時と比較しがちです。リーマンショック時の2008年第4四半期に米国株式市場では数々のベアマーケットラリー(ベアマーケットラリーとは弱気相場で、その最中に発生する一時的な上昇を意味します。)がありました。その内2度は20%程上昇した経緯があります。それでも結果的には2009年3月まで米国株式市場は底打ちしませんでした。その点からも、今回はまだ底打ちのタイミングではありません。

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【おすすめポイント】 ・立沢氏自身が実際に行っている投資・運用戦略 ・新時代に変わる今必要な投資・金融知識 ・国際情勢の分析と世界経済の動向 【立沢賢一より読者の皆様へ】 https://www.youtube.com/watch?v=r-K6fRTBpzQ&t=163s

私の最終職歴はHSBC証券会社代表取締役社長でした。そして金融スペシャリストとして30年余り屈折する世界政治・経済の真相を分析し、それぞれ…

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