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2-4 越えてみせろ!英会話最大の壁
英語を話すって難しい。なかなか上達しない。
英会話スクールで学んでも、復習できる場、そして実践する場がなければ上達しない。
けど、それ以前に、日本人にとっては大きな壁が立ちはだかっている。それはどんな壁か?
恥の文化
日本人が英会話を学習する上で最大の壁とは「恥ずかしがってしまう」こと。
英会話って「話す」と「聴く」の繰り返し。
「話す」場合、文法的に間違うことや、発音やイントネーションがネイティブっぽくないことを恥ずかしがってしまって、話すことを躊躇ってしまう人が多い。
「聴く」時でいえば、聴き取れないことを申し訳ないと思うのか、聴き取れたフリをしてしまう。よく理解できなかったのに "yes, yes" と言ってしまう人をけっこう見かける。
普通に「もう一度言ってもらえますか?」 (Can/Could you say it once more, please?)
とか
「もっとゆっくり話してもらえますか?」(Can/Could you say that more slowly again, please?)
とか言えばいいのに、英語ができないことを引け目に感じてしまったり、恥ずかしいと感じたりして黙ってしまう。
そう、日本独自の恥の文化が英会話の大きな障壁になってしまっているんです。
英語を話すことは楽しいこと
僕はニュージーランドで、7歳の女の子の家庭教師として数ヶ月間日本語を教えてたことがある。
彼女の日本語力は、だいたい日本の中学生の英会話力程度。つまりあんまり話せない。けど、彼女は間違いだらけでも全く恥じらうことなくどんどん話しかけてきた。
何を言っているか分からなくて「どういう意味?」って質問すると、「え?わからないの?」って感じ。むしろ僕が悪いのかってくらいの勢いだった(汗)
会話が成立すると凄く嬉しい
考えてみれば当たり前だけど、その子は日本語を話せるようになりたくて練習しているわけだから、日本人と話す機会を楽しんでいるわけです。
それが言語を学ぶときのあるべき姿勢なんじゃないかな。
けど日本では驚くことに、小さな子供でも既に英語を話すことを恥ずかしがっていることが多い。間違うことが恥ずかしいのだろうか?文化の力って恐ろしい。。。
欧米の人には理解されない恥の文化
欧米、特にアメリカ人からすると日本人がなぜ恥ずかしがっているのか全く理解できないらしい。会話の途中で文法を間違ってしまった時にする「照れ笑い」とか意味不明で逆に不気味でさえあるようだ。
僕は日本人なので、間違ったりして恥ずかしいと感じる気持ちはよく理解できる。僕自身、人前で英語を話すことが恥ずかしいと思っていたから。
「間違っても構わない」と割り切って、恥ずかしがらずにどんどん英語を話すようになるまでには何年もかかった。
そして僕の英会話力が大きく伸びたのはそこからだった。
恥ずかしくなんかない!!!
そこを通過しないと英語を話せるようにはなれない。頑張ってこの壁を乗り越えていきましょう!
次回以降では、僕がどうやって壁を乗り越えたのかについて書いていきます。
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