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4-15 英語を書く前に知っておくべきこと(Writing ①)

今回からは「英語を書く」について書いていきます。

英語を書くといってもイロイロ

英語を書けるようになったら便利ですよね。けど、書くといってもいろいろ。
例えば、

・ネットで海外の友達とチャットをする
・仕事で eメールを書く
・学術論文を書く

これらは全く違ったスキルを必要とする。使われる語彙や表現も、文章の組み立て方も全然違う。

「そもそも日常で英語を書く機会が無いよ」って方も多いと思う。もしあったとしたら、海外やネットで知り合った人とSNS上でチャットをしたり、仕事で海外企業とメールしたり、留学先で論文を書いたり、ってとこだろうか。

てなわけで英語を書くといっても色々。だけど共通したコツはある。そういった特に日本人が知っておいた方がよいことを紹介します。

ハイコンテクスト文化

唐突ですが、みなさんは「ハイコンテクスト文化(High-context culture)」という言葉を聞いたことがありますか?逆の意味で「ローコンテクスト文化(Low-context culture)」という言葉もある。

日本はハイコンテクスト文化。アメリカはローコンテクスト文化。

「コンテクスト(Context)」は「文脈」という意味で使われることが多いけど、この場合は、価値観や文化的背景の共通度合いが高い(high)とか低い(low)という意味で使われている。

ちょっとわかりにくですよね。。。

どのくらい価値観を共有できているか

例えばハイコンテクスト文化の日本。住んでいるほとんどの人が日本人です。母国語が日本語の人がほとんど。そして英語を話せる人はあまりいない

日本で育った大人のほとんどが、同じような教育を受けてきている。観てきたテレビや映画も共通しているものが多い。食文化やお祭り等の行事も大きな違いはないと思う。宗教の違いで衝突することも少ない。

だから「空気を読む」のも得意だし、それは集団生活で必要なスキルだったりしているわけだ。わざわざ明確に言葉にしなくても伝わることが多い。

「空気を読む」なんて無理

「そんなの当たり前」って思うかもしれないけど、そうではない国が世界にはたくさんある。

例えばアメリカ。この国は本当に多様だ。移民も多い。人種も、貧富の差も大きい。宗教言語生活様式歴史観文化も違った人たちがたくさん住んでいる。

だから「空気を読む」なんて無理。

基本的には英語(またはスペイン語)で会話することの多い国だけど、だからといって英語が母国語の人ばかりではない。

そういうわけで、アメリカでは言葉で明確に意思を伝えなければ、コミュケーションが成り立たない。誤解されて大きな争いになってしまうこともある。

英語では主語を省略しないことも、時制が明確なのも、誤解の無いよう明確に伝えるため。

特に英語を書く時は、このことを理解している必要がある。

さて、次回はもう少し具体的に「書く」コツについて書いていきます。

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