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愛車を”100均材料で“カッコよく撮影する(第2回)

前回の記事では、なるべくお金をかけずに愛車(ミニカー)をかっこよく撮影するために、100均で背景用の壁紙を買ったり、ストロボ代わりに自宅にあった懐中電灯を使ったりして試行錯誤の結果、1/43のいすゞ117クーペもかっこよく撮れた、、と本人は思っている

前回の記事
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高価なカメラの方がかっこいい写真が撮れるか?

さて、今回はカメラを替えてみて、果たしてカメラによる違いがあるのか考えてみる

使うカメラは一眼レフのNikonD5300にレンズはAF-S DX Micro Nikkor 40mm f2.8G
もう1台はコンパクトデジタルカメラのPanasonic LUMIX DC-TZ90

どちらも製造終了の旧いモデルだが、我が家では現役バリバリだ😅

Nikon D5300とLUMIX TZ90

Nikonのレンズは広角マクロの単焦点を使用
LUMIXの方は、コンデジのためレンズは選べない

この勝負、どう見ても一眼レフのNikonが有利な感じだが、はたして結果は

まず次の2枚の写真を見比べてほしい

写真 A
写真 B

さて、AとB、どちらがかっこいいでしょうか?
両方とも大したことない?
まあ、そうおっしゃらずに


AはコンデジのLUMIX TZ90
Bは、一眼レフのNikonD5300

両方とも、画像加工なしのjpeg撮って出しだが
メーカーによるレンズの味の差かもしれないが、LUMIXは優しい感じ
一方Nikonはくっきりとしたピントで、色味も濃い目で深みがある

カメラの価格はもちろん一眼レフの方が高い
センサーサイズも一眼レフのNikonの方が大きい
レンズも明るく高性能

カメラ自体の性能は明らかに一眼レフの方が上だが、前回でも絞りの調整などでも苦労したように撮影には、ちょっとした技術を要する

その点、コンデジの方は、ほとんど調整なしでオートモードでシャッター押しただけでこの写真である
センサーサイズも小さく、f値も開放で3.3なので絞りに気を使わなくても、車体の前後によるボケも気にならない

そういった点では、気軽にこのレベルの写真が撮れるのはコンデジの良さである

一方、一眼レフは、様々な調整をしてじっくり撮影する楽しみがある

一長一短だが、クルマでいえばコンデジはオートマチック車、一眼レフはマニュアル車といった感じか


まとめ

2回にわたって、ミニカーをかっこよく撮る方法について書いてきた

1回目に述べたかっこよく撮る方法について最後にまとめてみる

  • ミニカー自体の作りで写真のかっこよさが決まる?
    たしかに高価で精密に作られたミニカーは実車に近い写真が撮れる
    ただ、安く小さなトミカでも撮り方によっては味のある作品になる

  • カメラの性能が良ければかっこいい写真が撮れる
    たしかに一眼レフなど設定を上手に行えばかっこいい写真も撮れる
    ただしコンデジのように、センサーサイズの小さくf値の大きいものの方が、ボケ具合を気にせず、気軽に撮れることもある

  • カメラマンの腕の違いでかっこいい写真となる
    これはもう、素直に認めたい
    例えば、腕の良いカメラマンが、今回の機材で同じように撮っても、もっとかっこいい作品ができるだろう
    そこには経験やセンスで手際よく作品を仕上げるだろう
    経験というのは何度も失敗しながら、カメラの設定や光の当て方を学び、数十枚、数百枚と撮影しては、反省する
    幸い、デジタルカメラの時代、何枚撮ってもフィルム代はかからない
    センスの方は、これは生まれ持っているものもあるが、そうでない人は、SNSや自動車雑誌の写真を観たり、写真展に出かけて、上手い人の写真を見るのも良いだろう

今回はなるべくお金をかけず100均にあるものや、家に転がっているもので試行錯誤したが、これもまた楽しい

ただ、三脚だけは買った方が良いと思った😅

今後の目標としては
もう少し工夫をして簡易スタジオを充実させたい
野外にミニカーを持ち出し、野外撮影にもチャレンジしたい


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

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