見出し画像

久々のディズニーシー #1 古代遺跡と呪いのホテル

こんにちは、ケンです!
1月6日、久々に東京ディズニーシーへ行ってきました。様々なアトラクションに乗ったり、期間限定メニューを食べて大満足の一日を過ごせました。

今回、厳選した300枚以上の写真・動画、パークの豆知識や懐かしいエピソードと併せてディズニーシーの魅力を余すことなくお伝えできればと思います。是非、最後までよろしくお願いします!

用語一覧
・プレショー:アトラクションの前説
・Qライン:待ち列

※使用する写真は、2024年1月6日(土)に撮影したものです。ただし、一部の写真は帰宅後に撮影しています。出来る限り時系列順で並べていますが、記事の構成上順番が前後することがあります。

レイジングスピリッツ

最初にやってきたのは、レイジングスピリッツです。古代遺跡の発掘現場を駆け抜けるジェットコースターで、東京ディズニーリゾート唯一の360度ループがあります。

ここには、興味深い設定があります。
“ アトラクション名を直訳すると「怒(いか)れる神々」という意味で、怒っているのは”火の神”と”水の神”です。

奥に立つ火の神によって、階段を流れる水の上で炎が燃えています

文明の失われた遺跡にやってきた発掘チームは、残された資料をもとに復元作業を始めました。しかし、そこで重大な過ちを犯してしまいます。

掟では、火の神と水の神を向かい合わせることが禁じられていました。彼らはそれを知らずに、2体の石像を向かい合わせに立たせてしまいました。

すると神々は激怒し、遺跡は炎と水に包まれました。

さらに、その力がぶつかり合ったことで、作業用のホッパーカー(貨車)のレールがねじ曲げられてしまいました。” (注1)

神々の力は恐ろしい…

エントランスから遠い場所にあるためか、朝一は20分待ちと空いていました。そのまま並び、Qラインには発掘作業が中断されたままの光景が残されていました。

頭の石像がグラグラ揺れています
作業道具がいっぱい

ホッパーカーに乗り込むと、いよいよ出発しました。

巻き上げゾーンを通過すると、激しくアップダウンを繰り返しながら進んでいきました。このとき、6月にオープンする新エリアの工事現場を少し見ることができました。

中盤では左に急旋回しながら降下し、1回転ループに突入しました。一瞬でしたが、全身が押さえつけられるようなGがかかり、天地がひっくり返る驚きがありました。

この後は水蒸気の中を滑らかに疾走し、あっという間に終わりました。神秘現象の遺跡を駆け抜ける爽快感がありつつ、ユニークな設定もあって面白かったです。

タワーオブテラー

次にやってきたのは、タワー・オブ・テラーです。屋内型のフリーフォールで、ホラー要素も強いことから、ディズニーの最恐アトラクションとして人気を誇っています。

巨大な建物が目印

待ち時間は55分でしたが、私は1時間前後が許容範囲なので並ぶことにしました。

舞台は、20世紀初頭のニューヨークにあるホテル・ハイタワーです。オーナーで大富豪のハリソン・ハイタワー三世は、様々な国を冒険しながら美術品を集めてきました(とはいっても大半は略奪)。

ハリソン・ハイタワー三世

Qラインには、彼のコレクションが沢山飾られています。そのため、待っている間は美術館にいるような気持ちで楽しめました。

庭園

“ まずは「瞑想の庭園」を通りました。
ここでは、世界中から集めた女神像を見ることができます。” (注2)

今回は、その一部を紹介します。

ヒンドゥー教の女神「カーリー像」
(注2)
転倒したままのクレオパトラ像
(注2)
翼が生えたスフィンクス像
(注2)
描きかけの絵もありました
絵の具も放置されています

続いて「インドの庭園」を通過しました。ここには、ハイタワー三世がインド探検で収集したコレクションが飾られています。

インドの庭園

ここに、私にふさわしい永遠の美しさと神秘の作品を遠い伝説の王国から集めてきた。

ハリソン・ハイタワー三世
赤い扉の上には、コブラの彫刻がいます
孔雀の噴水
羽の周りからコブラが顔を出しています

これらの庭園は、待ち列が長いときにしか通ることができません。個人的な感覚では、1時間なら確実に行けると思いました。このぐらい待っても大丈夫な人は、是非並んでみてください。

庭園を後にすると、当時の新聞がありました。

1892年1月24日
ホテル・ハイタワー グランドオープン
1899年12月28日
ハイタワー三世 アフリカから帰還
民族から「シリキ・ウトゥドゥ」を奪う

ロビー

今度は、ホテルのロビーに入りました。とても落ち着いた雰囲気で、廃墟とは思えないぐらい綺麗でした。

ここにも彼の美術品が飾られており、隅々まで見渡すと色々な発見に出会えました。

ロビー右側には暖炉があります。

カンボジアの寺院を破壊して持ち帰ってきたらしいです (注3)
東アフリカで見つけた仮面を堂々と持っています (注3)
ロビー左側には、2つのミイラの棺桶が
フロントも当時のまま
この椅子に座ってみたい…

1899年12月31日、このホテルで恐ろしい事件が発生します。

ハイタワー三世はアフリカから持ち帰った偶像「シリキ・ウトゥドゥ」を最上階の自室に飾るため、エレベーターに乗り込みました。すると突然、緑色の光に包まれてしまい、エレベーターが猛スピードで落下しました。しかし、中には彼の姿はなく、残されたのは帽子とシリキだけでした。

当時落下したエレベーターが今も残されています

この事件がきっかけで、ホテルは閉鎖されてしまいました。失踪したハイタワー三世は未だに見つかっておらず、建物を取り壊した方がいい声も上がっていました。

ところが、ニューヨーク市保存協会はとても貴重な建造物であると思っていたためか、ホテルの取り壊しを拒否しました。その後、彼らが主催する見学ツアーがスタートし、私たちはそれに参加するという設定です。

書斎〜エレベーター

終始Qラインの写真撮影に夢中になり、気づいたらプレショーの部屋に着きました。もっとじっくりと眺めたかったなと思うぐらい、55分という待ち時間があっという間に感じました。

小部屋に移動した後、保存協会の人から当時の事件についての話がありました。そのまま書斎に移動し、彼が残した記者会見の録音を聞きました。途中で音が切れ、ステンドグラスに驚きの変化が起こり、台座にあったシリキはどこかに消えてしまいました。

謎の現象を目撃した後は秘密の倉庫を通り、案内されたコレクションルームから業務用エレベーターに乗り込みました。

薄暗いエレベーターの中、扉が閉まった瞬間「アア……」と嫌な予感がするほどの不安に襲われました。

ここで奇妙な怪奇現象に遭遇しますが、特に驚いたのは鏡の部屋でした。鏡に映る自分に手を振ると、全員が緑色に光って消えてしまいました。

その後、エレベーターが暴走し始めました。急上昇中は「ヤバイヤバイ!」と声が出るぐらいパニックになりました。最上階に着くと一瞬パークの景色が見えますが、眺める暇もなく急降下しました。このとき、内臓が浮くような感覚になってびっくりしました。周りの人も叫んでいましたが、私の声が一番と言ってもいいぐらいエレベーター内に響いていました。

終わった後は放心状態になり、久々に乗ったにも関わらず「こんなに激しかったっけ!?」と思うぐらい戸惑いました。

ショップ

出口はショップ「タワー・オブ・テラー・メモラビリア」に繋がっていました。

実はここ、ホテルのプールを改装した設定になっています。下記の写真より、店内の床は板で覆われていることがわかります。

一つのアトラクションでストーリーが細かく作られているのが、さすがディズニーだなと感心しました。

昔はプールとして運営されていました
プールは板で覆われ、飛び込み台にはグッズが置かれています

アトラクション関連のグッズも売ってありました。せっかくなので、私はお土産としてパスケースを購入しました。

ホテル・ハイタワーのパスケース
高級なお財布みたいでおしゃれ
裏面にはシリキのイラストも!

アメリカンウォーターフロント

タワーオブテラーを後にし、20世紀初頭の港町「アメリカンウォーターフロント」を探索しました。ここで、私が撮った写真をいくつか紹介して区切ろうと思います。

異国の風景で美しい
ニューヨークのフィッシュマーケット
豪華客船 S.S.コロンビア号
田舎町 ケープコッド

次回予告

次回は、シーライダーやインディジョーンズを中心に紹介していく予定です。

次の記事もお楽しみに。
それでは皆さん、See you soon!

プロローグ


参考文献
(注1)東京ディズニーリゾート・ブログ 【公式】ねじれたレールが語るストーリー
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdrblog/detail/180914/


(注2)【タワテラ豆知識】瞑想の庭園にある9体の彫像に隠された秘密とは?https://www.honopooh-disney.com/entry/20220120ToT-meditation-garden


(注3)【豆知識】タワテラのロビーに描かれた11枚の絵に隠された冒険年譜とは
https://www.honopooh-disney.com/entry/20220319ToT-lobby-paintings


   

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?