久々のディズニーシー #4 ミステリアスアイランド
こんにちは、ケンです!
今回は、1月の東京ディズニーシー第4弾になります。
ここでは、私のお気に入りエリア「ミステリアスアイランド」の魅力を余すことなくお伝えできればと思います。是非、最後までよろしくお願いします!
※使用する写真は、2024年1月6日(土)に撮影したものです。出来る限り時系列順で並べていますが、記事の構成上順番が前後することがあります。
エリア概要
ミステリアスアイランドは、『地底旅行』などで有名なSF小説家「ジュール・ヴェルヌ」の世界をベースにしています。
1870年代初期の南太平洋に浮かぶ火山島には、謎の天才科学者ネモ船長が作った秘密基地が存在しています。ここで、地底と海底に関する研究が行われており、招待した科学者たちにその成果を披露しています。(注3)
私の推しポイント
レトロフューチャーの世界
このエリアは過去の人が想像した未来、いわゆる「レトロフューチャー」の世界が広がっています。1870年代とは思えない科学技術が詰まっており、スチームパンクなデザインがかっこよく、眺めているだけでもワクワクします。
また、ガルデラ湖の自然と見事に融合しており、他エリアと比べて非現実的な要素が際立っているのも魅力です。
ノーチラス号
その中で特に好きなのが、ノーチラス号です。
これは、ネモ船長が海底探索に使用している頑丈な鉄製の潜水艦です。どのような衝撃にも耐えることのできる高い強度だけでなく、人類の科学を超越した特殊な自家発電も兼ね備えています。(注2)
潜水艦は、茶色い鉄で覆われた鯨のような形をしています。海洋生物と科学技術を組み合わせたフォルムは、海やSF好きにはたまらないデザインです。
ここから、私も乗ってみたいという好奇心が高まりました(艦内はネモ船長のクルーしか乗船できません)。
ネモ船長の姿勢
“ ネモ船長はどこの国にも属さない孤高の研究者で、身をひそめるために社会との関係を断っていました(そのためか、彼の姿を見たものは誰一人いないとか)。
彼が危険な火山島に秘密基地を作ったのは、研究に専念するのにぴったりだったからです。” (注1)
社会のルールに縛られず、自身の研究で周りを驚かせたいという点が私と重なりました。私も、世間の常識にとらわれず、独自の路線で作りたいと思っているので、彼のまっすぐな姿勢に共感できました。
海底2万マイル
プライオリティパスの時間になるまで他エリアを満喫し、海底2万マイルに向かいました。
このアトラクションでは、小型潜水艦に乗って未知なる深海を探険します。
日中待ち時間が30分以下になることが多く、人気がないイメージを持たれがちです。しかし、海底2万マイルは個人的にすごく思い入れがあります。
ディズニーでは珍しい密封されたライドになっているのが特徴で、実際の潜水艦に乗っている臨場感が増しているのがポイントです。
ライド内はフラッシュなしの撮影OKみたいなので、そのときの写真や動画と併せて紹介していきます。
早速潜り始めると、そこには幻想的な深海が広がっていました。最初に目にする水中農園はとても美しく、色鮮やかな海藻などが並ぶ光景に見惚れました。
艦内の振動や音、窓から見える泡がリアルに再現されており、まるで本当に海底に潜っているような感覚でした。
また、座席の手元にはサーチライトを操作するレバーがあります。これを使って、いろんな生き物やお宝を探す楽しみもあります。明かりを照らしていくことで、新たな発見に出会えるかもしれないワクワクがあるのも醍醐味です。
先に進んでいくと、巨大イカに襲われる場面がありました。一時的に捕まりますが、電気ショックで反撃する様子は大迫力でした。
そのまま深く沈んでいき、伝説の都アトランティスに迷い込みました。ネモ船長すら知らない領域で、私も知らぬ間に迷い込んだような不思議な気持ちになりました。
ライド内の装飾が細部までこだわっている点にも注目です。例えば、窓側上部には酸素メーターと深度計が設置されており、物語と連動して動いています。これによって、ゲストを物語の世界に引き込まれるように作られているのも魅力です。
終盤では何ものかに助けられ、そのまま無事に帰還しました。
神秘的な深海に浸りながらリラックスできるので、疲れたときに乗るのが個人的におすすめです。
ちなみに、このアトラクションは1954年に公開された同名の実写映画が基になっています。水中農園や巨大イカの襲来など、映画を連想させる場面があるので、気になった方は乗る前に観てみてください。
センターオブジアース
休憩後、母と一緒にセンター・オブ・ジ・アースに乗りに行きました。
地底走行車に乗って驚異の地底世界を冒険し、最後にはハイスピードで疾走するスリルもあります。待ち時間は1時間以上であることが多い人気アトラクションです。
元々は朝イチで乗る予定でしたが、Qラインの途中でシステム調整になって乗れませんでした。そのため、プレミアアクセスを購入して再度並ぶことにしました。
入り口は削岩機で穴を開けた設定になっており、2つの穴が空いています。
その奥はマグマサンクタムという洞窟に繋がっており、ここにネモ船長の研究室があります。
そこには、地底マップやタマゴの化石などがたくさん飾られていました。まるで博物館を探検するような楽しさがありました。
列はサクサクと進んでいき、その先にはエレベーターが設置されていました。
名前は「terra(大地) + elevator(エレベーター)」を合わせた造語「テラベーター」で、これに乗って地底に向かいます。
内部では、下に向かって吹いていく風と音響効果によって、本当に降りているように感じました。最深部に到達したときは焦げ臭い香りが蔓延し、地底にたどり着いたと実感できました。
テラベーターを降りると、そこはベースステーションになっていました。ここで、ネモ船長のクルーたちは地底の調査を行っています。
私達はここから地底走行車に乗り込み、いよいよ奥深くの洞窟へ出発しました。
水晶の洞窟や巨大キノコの森など、現実ではありえない光景が広がっていました。私は、カラフルな水晶や森に住む生き物たちに癒されて幸せになりました。
しかし、途中で火山性の地震が発生し、予定していたコースを外れてしまいます。
そこには、気味の悪いドロドロとした粘液に包まれたタマゴのようなものがぶら下がっていました。
進んでいく内に火山活動が活発化し、あちこちから溶岩が流れてきました。また、空洞から炎が噴き出したときはあまりの熱さにびっくりしました。
そのとき、火山が大噴火を起こしてライドが急発進しました。猛スピードで斜面を上昇している間にかかる風圧は強く、溶岩に押し出されるように火口から急降下しました。このときに見えた夜景はとても綺麗で、舞浜アンフィシアターなどが一瞬見えました。そのため、落ちている怖さを忘れてしまうぐらい見惚れてしまいました。
そのまま暗いトンネル内を疾走し、地熱貯蔵庫に到着して終了しました。
ここで豆知識です。入り口付近には、ファストパス発券機があります。以前はここで紙のチケットを発行し、専用の入り口から短い待ち時間で楽しむシステムでした。
今は使われなくなりましたが、実は地底に新鮮な空気を送り込むエアダクトの役割を持っています。
夜の秘密基地
乗り終わった後はすっかり暗くなっており、エリア内は光が灯されていました。カラフルに染まった秘密基地は幻想的で、まるで別世界に迷い込んだような気持ちになりました。
このように、ミステリアスアイランドには他エリアでは味わえない魅力がいっぱいあります。ネモ船長の科学技術は独創的で、火山の大自然と融合した世界観に惹かれたのが好きな理由です。
おや、火山の様子が!?
エリアを後にすると、火山からマグマが煮える音が聞こえてきました。音はだんだん大きくなり、パークからも見えるほどの炎と共に噴火しました。
プロメテウス火山は不定期で噴火するので、偶然見ることができてラッキーでした。
次回予告
次回は、いよいよ最終回になります。他エリアの夜景やナイトショー「ビリーブ」を紹介していきます。
次の記事もお楽しみに。
それでは皆さん、See you soon!
これまでの記事
参考文献
(注1) 東京ディズニーリゾート・ブログ 【公式】ネモ船長の秘密基地のヒミツ!
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdrblog/detail/160930/
(注2) 東京ディズニーリゾート・ブログ 【公式】ミステリアスアイランドに関するちょっと細かいストーリー:その2
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdrblog/detail/210730/
(注3) 東京ディズニーリゾート・ブログ 【公式】「センター・オブ・ジ・アース」で地底世界を見学しよう
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdrblog/detail/210408/
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