電子カルテのUI/UXを考える その9

皮膚科では、患者さんの利便性を考えて、しばしばステロイドと保湿剤を混合して処方している。しかしながら、外用薬を混合することがあまり知られていないためか、混合処方を簡単に入力できるように工夫されている電子カルテは多くはない。

例えば、F社の電子カルテで混合処方するには、2種類の外用薬を登録し、外用回数と外用部位を入力後に右クリック操作で行を挿入し、新たな行で再度右クリックしてメニューの「コメント」から「調剤コメント」を選び、そこから…(以下略)

N社のカルテのように、処方入力画面に「混合する」ボタンが用意されている気のきいたものもあるが、個人的には、異なる外用薬を続けて登録した時点で自動的に混合処方にしてくれれば、もっと入力が楽になるのではないかと思う。