【2024冬】東京都高校ラグビー:高体連主催大会参加校数の推移
高校ラグビー新人戦。東京都の組み合わせが発表になりました。
東京都は昨年度から予選リーグ制を導入していて、今回で2回目。
https://www.tokyokoutairen-rugby.com/_files/ugd/f4aac2_7ce1a432879d4582a2cb7b9b49aa0922.pdf
以前にリリースされている合同編成のデータと併せて、大会出場チーム、参加校数などの推移をまとめています。
1.合同チーム、合同参加校数の推移
主観ではもっと多いような気がしていましたが、例年と大きな違いはありませんでした。ずっと単独チームで出場している学校で今回合同チームに参加している学校がある、また合同にしても、各チームの人数が少ない。そんな印象を身近なところでいただいていたからかもしれません。
2.大会参加チーム数
トーナメント、リーグ戦への参加チーム数の推移。カッコ内が合同チーム数になります。
平成21年度以降、初めてチーム数が40をきる結果になりました。
合同チームの数はあまり変わらない、でも参加チームは減っている。
これまで単独で出場していた学校から合同に回る、そして合同に参加していた学校が参加していない。ということも起こっているのかな。
もちろん、これまで参加できていなかったけれど、参加が叶っているという学校もある。ただ、ネガティブな要素に数字の出入りの部分では打ち消されてしまっているかもしれない。
3.単独参加校数、単独参加率
単独チームとして出場しているチームの数と割合の推移です。
学校数で考えると、新人戦つまり2学年で単独編成ができる学校は半分に満たないということ。
今回の新人戦では花園予選で上位に進出しているけれど、新人戦では合同編成という学校もあります。
春大会では中学からの経験者を加えて単独チームとして参加する学校もあります。ただ、それもなかなか多くはなく。。
4.大会参加校数・登録人数
チーム数ではなく、学校数の推移です。
高体連に登録のある学校が全て大会に参加できているわけではない。
今回は特にそこの差が開いていますね。
登録人数は3年生を含んでのもの。現状ではもっと少ないですね。
そして、人数の偏りも大きい。
実際のチーム人数、どこも厳しいチームが多いですね。
5.試合機会と試合間隔
まだ、試合日程は発表されていませんが、11/24,12/1,12/8,12/15,12/22の5日間で最大3試合を実施する予定になっています。
12月に入って3週連続で試合をするのは、怪我なども含めるとなかなかタフな状況。だからといって、11月末に始まるとしても試合に向けての準備が、、、など頭を悩ませるところでもあります。
いきなりトーナメントで1試合で終わってしまうというのももったいないので、複数試合が保障されていることはありがたいこと。
合同編成であれば、学校によっても事情もあるので、1試合だけに合わせられないということも起きてくる可能性ありますし。
その一方で、3試合人数を揃えるということの大変さ。
これは単独チームの方が負荷が高いかもしれない。
合同チームは各チーム20名以上では編成されています。単独の方がギリギリでなんとか、、というケースもあります。
6.スーパー・エンジョイ・リーグ(SEL)
公式戦以外の試合機会というと、SEL(スーパー・エンジョイ・リーグ)というものも近年展開されています。
部員が少ない、それこそ1人や2人でも参加すると試合ができる。
部員不足の学校だけでなくチームの実戦機会の1つとしてとらえているチームもあると思いますが、普段とは違うポジションでもプレーできる、なんて機会にもなったらいいなと個人的には思っています。
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。