選手の体格調べ~第99回ラグビー全国高校大会【花園】調べ
今日で1回戦が終了しました。1日挟んで30日が2回戦ですね。
今年の選手登録データをまとめてみました。試合が進んでいったらもう少し戦績別にまとめてみたいと思います。予定としては、、、
①出場選手の体格
②戦績別での体格比較
③4年後、、当時の高校生トップ4チームの体格と今年の大学トップ4の比較
毎年集計方法に正直ムラがありますが、続けているとこんなようなことができるようにもなってきますね。
データ参照元:ラグビーマガジン2月号別冊付録
データ元はこれだけですので、各チームの記載方法によってはポジションが特定できないものもあります。また、複数ポジション記載している選手についてはそれぞれのポジションでカウントしているので、実数より多くなっています。
学校種×ラグビー経験者
やはり私立校の方が小学校・中学校でのラグビー経験者が多くなっています。地域によって差もありますが、私立校の方が体制が長く続くこともありますし、一極集中のような形でラグビーで高いレベルを目指す選手が集まりやすいというところもあると思います。
学年分布
キャプテン・バイスキャプテンのポジション
キャプテン2人制を敷いている学校もありました。また、キャプテンFWD、バイスがBKSのようなバランスタイプも以前よりは減ってきているように感じます。
昨年とはまた傾向が変わってますね。
登録スタメン選手の体格
*名鑑に1~15番として記載されていた選手
ポジション×学年×経験者割合:FWD
高校から始めた1年生でフロントローとして登録されている選手も多くはないけどいるんだなというのがまず目に留まりました。体重は学年上がるごとに重くなってます。同じ選手ではないけれど、どのくらいの体重を目安にするか、というところでは1つの参考になるかもしれません。
ポジション×学年×経験者割合:BKS
BKSも経験者/未経験者ともに学年上がることに合わせて大きくなっています。FWDほどポジション差はないので、75-80KGくらいが1つ参考になりますかね。
ポジション別体格分布(散布図)
平均値だけではわからないので、各ポジションの選手の散布図を作成してみました。縦軸・横軸ともに0から始まっていませんが、全ポジションで枠は同じにしています。
思ったよりもFLとNO.8の差は大きいんだなぁという印象です。LOもこの年代では特別身長が高いというわけではないですね。
BKS
BKSは全体的には小さい印象です。高校生年代でこのサイズだった選手たちが大学生になったときにどうなるのか。
95回大会の高校3年生が今年大学4年生ということで、そのあたりの数字も比較してみようと思います。
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。