中学生人口推移

【検証】運動部員数の変化~運動部活動調べ(平成30年度)-2:中体連登録者、生徒数、加盟率~

自分の興味本位から先に外部指導者や部活動指導員のデータから調べましたが、全体像を把握する上ではこちらが先かな。

データはこちらから
中体連の加盟校調査:
http://njpa.sakura.ne.jp/kamei.html
文部科学省の学校基本調査:http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/1267995.htm

中学生人口

このように減少傾向にあります。平成13年から比べると男女合わせて74万人減少しています(男子:約38万人、女子:約36万人)

中体連登録者数*

こちらも年々減少傾向にあります。平成13年と比べると60万人減少(男子:約36万人、女子:約24万人)

中体連加入率*

男子はやや減少傾向にあるけど全体的に大きく変わっておらず、女子も平成14年度を除いては大きな変化はない(☞後ろの項参照)ことがわかります。
主たる運動の場はユースやクラブなどである生徒もいるけど、何かしらの運動部には所属しているという数は大きく変わっていないんですね。

【平成14年度の女子部員が多い要因】

グラフ見ていると当然気になりますよね。何故、平成14年だけ女子の運動部員数が多いんだろう、、、と。。

各年度ごとのデータがあるので競技別に検証してみました。
その結果、、、

元データの数値ミス

だったみたいです。登録18競技で再計算してみると
元資料:1,187,528人☞検証後1,035,364人

ということで

中体連登録者数推移【訂正後】

中体連加入率【訂正後】

こうなりました。特別な理由がなかったのは残念というかなんというか、、、でしたが、見つけられてよかった。色々チェックしていても数字の間違いなどは起きうることですからね。検証できるだけの材料があってよかったです。
これは自分がまとめているものだって一緒。

全体像が見えてきた、、、となると次は競技別とか地域別とか、、、そういうことになってきますね。
高体連の集計データもそろそろ出てくるはずなので、急がないと溢れちゃいますね(もちろん早く公表してもらっていいんですけど!)
そしてきっとこういうデータは各自治体やら競技団体にはあるはずなんですよね。見える所に出してくれたらいいのに。。

読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。