40代の再就職活動

この間、40代で再就職の活動をする迄を書きました。今回はその続きを書こうと思います。若干おさらいで書きますが、大学卒業後就職した会社を嫁さんの急死がトリガーとなり、その後ややこころを病みかけて退職しリフレッシュする為にプラプラしていた事、ある日転職コンサルタントから電話が来たことを書きました。

転職コンサルタントから電話が来た時、丁度写真撮りに遊びに行っていて晩飯で牛角でも入ろうとしていた時でした。その時は、

働けるところがあるならば、働きますよ。

と答えたものの、再就職できるなんて全く考えていなかったですね。プラプラしているときに出会った人の中には、私が無職と知ると明らかに侮蔑している眼差しで汚いものでも見るかのような表情で、見下したことを言ってきた人が少なからずいました。

何故か女性が多かったですね、、、私はそんなに女性との人間関係はないですけど、どういう訳かそういう態度を取られた事多かったですね。

まあ、今となってはどうでもいいい事ですが、、、。

遊びから帰宅したら転職コンサルタントからメールが入っていました。職務経歴書とか履歴書とか自己紹介の書類作成して提出して欲しいとのことでしたので、それらを書いて提出しました。丁度12月の上旬でしたね。

コンサルタントとの電話とメールでのやりとりで出た再就職方針は、

何だかんだ言っても今まで働いていた業界で仕事するのがいいでしょう。

となりました。まあ、20年近くその業界で仕事している訳ですからね。。。それで早速年内に人材募集している会社に応募しますと言われ、20社くらい応募していただきました。

そして書類選考で落とされた結果が毎日来る中で、面談OKの会社が数社ありました。書類選考で落とされた会社には、某なんとかバスターとか出しているセキュリティ会社とかありましたね。。。

年内の活動はその後、面接のスケジュールが決まったところで年末となりました。年末年始はカメラ三昧と親戚回りして終わりましたが、世間が通常通りになったところで再就職の活動が本格化しました。

1発目に面接のしたのは、独立系のSIerで本社は地方にありますが、東京にも本部がある会社でした。一次面接は配属予定部門の部長、事業本部長、人事課長でした。20年振りの面接なので事前にマナーを一から見直して、面接のハウツー的な物も付け焼き刃みたいなもんですが、おさらいして面接に臨みました。

前日に面接する会社のホームページもきちんとチェックしました。

面接の冒頭に、部長から年齢を聞かれて同じ年と知ってびっくりした反面、私は無職で再就職出来ても一兵卒からなんだから、同じ年とはいっても人生の立ち位置随分引き離されているなあと痛感しました。

面接では経歴とかなんで今無職なのかと聞かれたので、正直にありのままに話しました。

ある日嫁さんが急死したこと、それを引きずったまま仕事している中で心が病みかけて辞表出して退職したこと、通院しつつ趣味などをして運動もして健康を取り戻したこと、転職コンサルタントから誘いがありもう一度チャレンジしてみようと思い応募したこと。。。

その話をした時の事業本部長と部長の聞いている表情が忘れられないです。まあそんな話は広い世の中には転がっているんでしょうけど、そうした当事者が面前にいることにビックリしているようでした。

その後、当社のことを知っていますかとか聞かれたので、

実は御社のサービスを3年くらい使っています。

と答えたところ、ご利用いただきありがとうございます、とお辞儀されてしまい不思議な面接でした。手応えがあったのかなかったのか判らない面接でしたが、面談した部長も事業本部長も良い人柄に見受けられたので、縁があったらいいなあと思いつつ帰宅しました。

この後、何社か面接をして一次面接を突破して二次面接に進んだ会社もいくつかあったのですが、結果として二次面接は全滅していました。

やっぱり、嫁さんが生前言っていたように40代で転職とか再就職なん無理なんだよ、と自信喪失(大した自信も持ち合わせていないですが、、)になっていて転職コンサルタントにも中々決まんない事にイライラした感情をぶつけてしまったりありました。

そんな中で、二次面接の連絡が来ました。それは、一番最初に面接した会社でした。それでこの会社の面談に望みをかけて頑張ろうと意気込んで面接向うことにしました。

ここで無職状態から再就職活動の中で、一つ触れていない事があります。それは何でしょうか。。。

この続きはまたの機会に書きますね。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?