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和歌山カレー事件に並々ならぬ関心を持ち、冤罪説を懸命に否定する田中舞子さんへ 3

【イントロダクション】
 YouTubeのドキュメンタリーチャンネル『digTV(ディグTV)』で和歌山カレー事件に関してインタビューをうけ、この事件の犯人とされている林眞須美死刑囚が冤罪であることを話させてもらったところ(上掲の動画)、田中舞子さんという人が大量のコメントをつけてきた。
 どういう事情からか、田中舞子さんは和歌山カレー事件に並々ならぬ関心を持ち、林眞須美死刑囚の冤罪説を懸命に否定しているのだが、そのコメントには事実と異なる内容が多いばかりか、林眞須美死刑囚や林健治さん、私、その他の特定人物に対する誹謗中傷にあたるコメントも散見される。
 そこで、この場で田中舞子さんに対し、正しい事実関係や私の見解を伝えていくことにした。

【バックナンバー】
和歌山カレー事件に並々ならぬ関心を持ち、冤罪説を懸命に否定する田中舞子さんへ
和歌山カレー事件に並々ならぬ関心を持ち、冤罪説を懸命に否定する田中舞子さんへ 2

今回は、田中舞子さんがすでに削除している以下のコメントについて。

田中舞子13

田中舞子さんへ

 あなたのこのコメントは、短い文章の中に色々な問題があります。

 まず、〈眞須美は実母をヒ素で〇して保険金受け取ってます〉という部分です。

 あなたは一部を伏せ字にしていますが、この部分は文脈的に、〈眞須美は実母をヒ素で殺して保険金受け取ってます〉としか読めません。

 あなたは、「そんなことはない」と反論するかもしれませんが、仮にこのような伏せ字の表現が許されるなら、〈ヒ素で園部第14自治会の4人を〇したのは田中舞子だ〉という表現も許されると思います。

 また、実母が亡くなったことにより林眞須美死刑囚が多額の死亡保険金を受け取ったのは事実ですが、実母が急性骨髄性白血病で亡くなったのは1996年10月11日です。

 1998年に和歌山カレー事件が発生した当時、殺人罪の公訴時効の期間である15年はまだ迎えておらず、さらに2010年の法改正で殺人罪の公訴時効は廃止されたので、仮に警察が実母について、林眞須美死刑囚にヒ素で殺されたのではないかと疑っているならば、当時も今も捜査することは可能です。

 したがって、あなたが林死刑囚が実母をヒ素で殺したかのように述べたうえ、時効で追求(正しくは追及)されなかったように述べているのは、まったくの事実無根の虚偽です。

 また、〈他に約10人の友人・知人にヒ素飲ませて、下半身不随など他人の人生破壊して10億円の保険金受け取っと健治が言ってる〉(原文ママ)という事実も存在しません。

 林健治さんについては、そもそも警察や検察から人にヒ素を飲ませた疑いを追及されたことすらないということは、すでに「和歌山カレー事件に並々ならぬ関心を持ち、冤罪説を懸命に否定する田中舞子さんへ 2」でお伝えした通りです。

 以上の通り、あなたの上掲のコメントには複数の酷い虚偽がありますが、それにしても不思議なのは、あなたがなぜ、そこまで和歌山カレー事件に並々ならぬ関心を持ち、林眞須美死刑囚の冤罪説を懸命に否定するのか? ということです。

 林眞須美死刑囚が冤罪だという声が広まると、あなたは何か困ることでもあるのでしょうか?

 とりあえず、今回は以上です。

 今後ともよろしくお願いします。

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