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本を選ぶ練習

「本は好きなだけ買って良い」

我が家にはこんなルールがあります。


ここでいう「本」とは、
漫画、絵本、小説、図鑑など、文字があるものなら、なんでもOKです。

今でこそ、本の紙のニオイをクンクンするくらい本好きになった私ですが、

元々は読み始めた瞬間に寝てしまうくらい、本が苦手でした。

ですから、本屋さんに行っても

どの本を選べば良いのか分からない…


最初から最後まで全て読まなければいけないのではないか。
何か有益な内容のモノを選ばなければいけないのではないか。

わからないわからない…本屋さんコワい。

そんな状態でした。


そこから改善していったことを子ども達に生かすと、

・最初から最後まで読まなくてもよい
・ためになると思って読まなくてよい
・ただ触るだけでもよい(小さい頃は)

ある意味で、雑に読んで良いという意識とでも言いましょうか。

そのおかげか娘(7)は大の本好きに。
息子(3)も、今のところ自然とお姉ちゃんと一緒に本を広げています。

本を選ぶ練習

小さい頃は直感で本を選んでいた娘ですが、
小学校に入ってから様子が変わりました。

本屋さんに行ってもなかなか本が選べない。
ふと口にしたのは、
「勉強になる本を選んだ方がいいのかな?」
という言葉でした。

娘には、幼い頃から本に対して勉強になるかどうか考えなくて良い。と教えてきたのですが…

「本を選ぶ練習をしよう!」

そう伝えて、選び方を教えました。

まずは直感。

表紙をみて「あっ」と思ったものを手に取って中を見てみよう。

とにかく手に取らなければ始まりません。

1.気軽に手にとってみること。

2.中をみて「なんか良い感じ?」と思ったら購入してみる。

この2ステップです。

お土産感

自分で本を選んで、購入するという体験にはお土産感もあります。

「何か違ったなぁ…」でも「面白いものが選べた!」でも、どちらでも。

大事なのは
あの日、あの時、あの場所でこの本に出会えたという体験です。

思い返せば、CDショップでCDを買うという行為も体験ですよね。
「ジャケ買い」をしたことある、という方も多いのでは?

というわけで、
先日子どもたちが選び、購入した本はコチラ↓↓

息子が選んだ本
娘が選んだ本

息子は3秒この本にすると決めましたが、
娘は色々と手に取って、選びました。

選んだ本のタイトルに思わず「何か悩んでいる!?」と驚きましたが、

「(折れない心)←これはなんて読むの?」と聞かれたので、
意味をわかっていたわけではないようです(漫画と文章が両方入っていて面白そうと言っていました)。

後日談

本を購入してから毎日少しずつ読んでいた娘ですが、
ある日突然、「自分の好きなものを選んでいいんだ!!」と言い出しました。

どうやらここ最近、何かを選ぶ時は
自分が好きなものではなく、みんなが喜ぶ選択は何か…と考えていた様子。

自分が好きなものを選んでも人に喜んでもらうことが出来るんだ!

そんな内容がこの本の中にあったようです。

自分で選んだ本で、発見ができてよかったね。


こんなふうに、本を選ぶ練習をしてみるのも良いのでは?
という話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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