見出し画像

転職活動で、社会の厳しさを知る

前回からのつづきです。

求人雑誌とハローワークを併用して、
転職活動を始めることになります。

みんな考えていることは一緒で、
求人の条件がよいと応募が殺到します。

例えば、未経験者可とか
土日が完全に休みといった感じです。

特に求人雑誌の場合、ハローワークと違い、
お金を掛けて求人募集をしていますので、
当然ハードルが高くなります。

何社か受けてみるも、
面接の対応も素っ気なく
また、競争率も激しいことから
未経験の自分には不利と判断し、
ハローワークをメインとして活動をします。

ハローワークは今と違って、
求人数も場所によってバラツキがありました。

そのため、地元のハローワークでは、
事務系の職種が少ないこともあって
新宿に行き、求人を探しました。

そこで、自分の希望する条件が合う会社を
探していくわけですが
私が会社を選ぶ基準は以下になります。

・社歴が10年以上
・社名が日本語
・交通費全額支給
・社会保険完備
・退職金制度がある
・時間外手当がある
・休日が週休2日または隔週
・賞与が年2回ある

後にいくつか転職を繰り返すわけですが、
この条件で探しました。

私はこれまで、中小企業とはいえ
300人前後の会社にいましたので
「会社が社会保険や交通費全額支給するのは
当たり前」と思っていました。

しかし、実際は社会保険に入っていなかったり
交通費の負担が1万円までといった会社が
結構あることにショックを受けます。

この時初めて、恵まれた環境で
仕事をしていたことに気づいたのです。

未経験ということから、
給料に関しては見習いと思っていましたので
重要視はしませんでした。

そんな中、自分が希望する条件の会社を
見つけます。

早速、ハローワークの窓口で応募して面接。

簿記2級を取得していることに、
興味を示してくれました。

やはり資格取得は「努力家」「まじめ」
といった好印象を与えるのだと感じ、
転職に有利であると実感を体験します。

未経験ではありますが、仕事に対する熱意を
アピールして、採用を貰いました。

               (つづく)

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?