トレンドブログに取り組む

前回からのつづきです

塾で推奨されていたのが
トレンドブログという手法。

トレンドブログとは、芸能人のスキャンダルや
時事ネタを扱うのが支流とされています。

私が取り組んだのは、同じトレンドブログでも
花火大会やクリスマスツリーといった
季節のイベントに関心がある人に向けて
「知りたい」と思っている事をネタにして
記事を量産する手法となります。

その記事に対してアドセンス広告を貼り、
クリックするだけで報酬が発生するという
仕組みです。

そのため、トレンドブログは記事の内容よりも
検索需要のあるキーワードを重視していました。

キーワード選定によって、ブログの記事が
上位表示されるからです。

なので、記事の内容がスカスカだったり
またはライティングが下手でもとりあえず
キーワードさえ外さなければそれなりに
稼げると考えられていました。

そのことから、
キーワード選定のスキルを磨くことと
人より作業量をこなすことを塾では
教えます。

それと、記事を量産していくにあたり
外注のライターさんを育てること。

外注のライターさんはすでに
「クラウドワークス」で募集を掛けて
記事を書いてもらっていたので
トレンドブログでも支障はなかった。

塾の主催者である彼はまだ20代と
若いこともあって、1日に3記事、
3ヶ月で約180記事というスピードで
記事を量産していました。

「新庄さんはブログに当てる時間があるので
僕と同じようにできずはずです」
と彼は強要してきました。

彼はサラリーマンでいた時、毎朝5時に起床し
1時間ブログに取り組み、早めに家を出て
会社近くのスターバックスで作業の続きをし
仕事が終わってからまたその続きをしていた
とのこと。

1日にブログを3記事書くというのは
そう簡単なことではありません。

ちゃんとした記事を書くとなったら、
リサーチをして1記事書くのにだいたい
3時間から4時間かかります。

これが3記事だと1日の作業時間が
約12時間となります。

これまで、デスクワークが中心で
パソコンの仕事がメインではありましたが
やはり、中高年にとって長時間の
パソコン作業はきついです。

また、私自身がインドアが好きなオタクのため
クリスマスツリーや花火といったイベント事に
全く興味がないことから、記事を書くことが
苦痛となってきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）