見出し画像

管理職としてのキャリアのありよう

「キャリアのありよう」シリーズ第3弾は「管理職として」を内省していきます。(第1弾「父として」, 第2弾「夫として」)

「キャリアのありよう」とは

僕個人的に「キャリアのありよう」を
「人生の役割を生きる姿勢」
と定義しています。

キャリアは、人生の役割を生きること。
姿勢は、熱い思い、仕事や人に込めた願い、目指す未来、なりたい自分、ありたい自分、精神性の豊かさ、懐の大きさ
といったこと。

うまくいかなかった数年間

管理職昇進時に、みんなを引っ張って一致団結し、良い結果を出そうと意気込んでいました。管理職とは先頭に立ち、みんなを引っ張ること。そう信じていましたから。

一生懸命頑張りました。でも全力の空回り(笑)。「俺についてこい!」ってやっていたのですが、後ろをみたら誰もいません。結果を出している管理職の方の真似をしていたのですが、なぜあの人はうまくいって自分はダメなのか・・・

ありのままの自分をスタイルに

チームでの飲み会。みんなが僕の話をしているのを聞いていて、上手くいかない理由に気付きました。「俺についてこい!」は、みんなから見ると僕は、無理してカリスマ型のリーダーを演じている、違和感満載の不自然なリーダー。そんな不自然なリーダーに誰がついていきますか(笑)。

じゃぁ自分に合ったリーダーシップのスタイルは??と考え始めます。あれこれ内省して、でてきたのは「ありのままの自分をスタイルに」。

僕のパーソナリティに合っていたのは「俺についてこい!」ではなく、みんなで話をしながら進める、アウトラインを共有して詳細を任せるといった民主型+放置型のリーダー。スタイルを変えたら結果が出るようになりました。

管理職としてのキャリアのありよう

改めて管理職としてのキャリアのありようを内省してみます。引っ張らない管理職・・・。僕の管理職というキャリアのありようを言語化すると・・・

チームの皆さんに押してもらっている管理職。チームのみんながいないと成り立たないし、感謝の気持ちがいつもあるのは、「押してもらっている」感覚が常にあるからのような気がします。

このスタイルが良い悪いという話ではなく、僕がキャリアを充実させ、結果を出すために必要なスタイルだった…。ということなのだと思います。

これから

「押してもらっている」という感覚は常に忘れず、感謝とともに充実した管理職というキャリアにしていきたいと思います。管理職になって20年以上。一つの僕のスタイルが確立されています。もう一花咲かせるには・・・。新たな進化も考えていきたいと思うこの頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?