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ピクミン3 デラックスは、素晴らしい学習教材だ!!

どうも。マグカップに水を汲んで、同じマグカップにご飯をよそったウッカリさん、にっしーです。いやぁ期せずして水茶漬け。どうにもとぼけております。

ADHDタイプがとぼけているのには理由があります。決してボケっとしているわけではないのです。常に、四六時中、365日、頭の中にいろんな考えが巡っているのです。何かを考えているときは、目の前の行動が疎かになるのです。パソコンだって、重たいソフトを裏で動かしていると、動作が緩慢になるでしょ?常にそんな状態なんだよなぁ。

そうそう、そんなADHD親父と、同じくADHD気質の子どもたちが住む我が家です。部屋はすぐに散らかる、夜寝るのは遅くなる、なんせみんな段取りが悪い・・・。そうなんだよなぁ、目の前のことに集中しちゃうからなんですよねぇ。働いている私は、それなりに誤魔化す方法を見出しているけれど、子どもたちはとことん苦手。

そんな我が家ですが・・・素晴らしい学習ツールを手に入れました!!

それが・・・・「ピクミン3 デラックス」!!!

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WiiUの名作が、NINTENDO Switchでリニューアルされて今年の10月に発売されたソフトです。ジャンルは何?アクション、でいいのかな。

ゲームを知らない人のために、ちょっとだけ内容を紹介します。

『ピクミン3 デラックス』の主人公は、食糧資源を探して宇宙に旅立った調査隊、アルフ、ブリトニー、チャーリーの3人。
とある惑星に着陸した彼らは、そこで出会った「ピクミン」というふしぎな生き物の力を借りて、この惑星にあるフルーツのタネを故郷に持ち帰るため、探索をはじめます。

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ピクミンは、動物のような、植物のような、ふしぎな生き物。地面からひっこぬくと、主人公の後ろをぞろぞろとついてきます。
ピクミンたちを投げると、フルーツなどの巨大なものを運んでくれたり、カケラを集めて橋をかけてくれたりするなど、投げた先のものに応じてせっせと仕事し、道を切り開いてくれます。

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惑星探索の途中には、凶暴な原生生物に出会うこともあります。そんな時もピクミンたちは力をあわせて果敢に戦ってくれます。ただし、1匹1匹はか弱いため、食べられてしまうことも……。

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つまり、つまりね!
100匹近い数のピクミンちゃんたちを引き連れて、食料を集めたり、道を切り開いたり、原生動物たちと戦ったり、複数のミッションを同時進行で進めていくの。ピクミンは投げるだけで仕事してくれるから、指示を出すのは簡単。でも、どの仕事に、どの色のピクミンを、何匹投げていくのかはプレイヤーが決めなきゃならないのね。

あそこの高いところにあるフルーツに、ジャンプが得意な黄色を3匹置いて・・・。

赤は全員壁に突っ込ませて壊しておこう。

青以外に橋作りを任せてっと

よし、その間に青を引き連れて水中の敵を倒しに行こう。

みたいなことを考えながらやるのが楽しいゲーム。


そんなん!!!うちの子どもたちが一番苦手なことだよ〜!!

これを楽しく学べるなんて最高か!任天堂さん最高かよ。


当然買ってみたよね。まんまと子どもらハマったよね。
これがゲームの良さ。押し付けがましくなく、面白く、ハマりながら必要なことを学べるんだよ。

子どもたちは特に2人で競う「ビンゴバトル」にハマってるんだけど・・・

多動型心配性の息子は1つフルーツを取ると、それが運び終わるまでピクミンについていくのね。「運び終わったピクミンをすぐに仲間に入れたいんだよ〜。」ってずーっとついていく。その間、引き連れてるピクミン無駄になっちゃうんだよなぁ。あと、欲しいフルーツがあると、他のものには目もくれないの。アイテムをゲットできるサクランボを求めて、ひたすらウロウロする。その間、他のことは全部止まっちゃうんだよね。

でも、それじゃ勝てない。

だから考える。アドバイスを求める。そうしてね、複数同時の作業ができるようになっていくんだよ。みるみるうちに!!すっごいなぁこれ。

こだわり派&過集中でストレス耐性が低い娘。
思い通りに物事が進まないとイライラしてきちゃうタイプ。失敗して、ピクミンをたくさん死なせちゃったり、相手のアイテムで妨害を受けると、「もういいや。負け負け。」ってコントローラー放り投げたりする。わざと敵に食べられに行ったり。ピクミンが1匹もいなくなったら負けだからね。

でもね、ピクミンちゃん結構しぶといの。

潰されても死なない岩ピクミンとかすごい頑丈だし、土に埋まった芽の状態で生きているピクミンとかもいて、なかなか全滅しない。

で、見ているうちに可哀想になってきて、結局コントローラーを握りなおすのね。そしてそこから地道にまた育て、増やしていくの。死ななかった岩ピクミンばっかり増えるんだけど、それはそれで強かったりして。

あの娘が!諦めずにじっくり考えるようになった。


そしてもう1つ・・・

父の権威を示しやすいぜ!


仕事でダンドリ力を鍛えている父親はこのゲーム得意ですし、まじで楽しい。普通にやったらコテンパンにやっつけちゃうんだけど、ハンデつけたりすると結構いい勝負になるのね。「へぇ!そうやってピクミン使うのか!パパすごい!」をいただいてフフフンってなったりできます。ダンドリ苦手なADHD親父でも、ちゃんとダンドリできるようになるんだぜ。見ておけ子供達よ!

あとは、協力プレーがめっちゃ面白いんだよなぁ。

「よし、俺はあそこの敵を倒しにいくから、フルーツ回収してきて!」
「オッケー!」

みたいなことが普通にできるのね。

「そっちの黄色10匹くらいこっちに回して!」
「じゃあ赤と岩と交換ね!」
「よしきた!」

みたいな。

ドキドキハラハラしたり、癒されたり、のんびりしたり、頭使ったり。

それを一緒に共有しながらの共同作業。


こりゃまさに・・・

主体的・対話的な深い学び


じゃないか!!

本当に、みんなやったらいいよ。
むしろ授業でやったらいいよ。
協力してミッションクリアとかしたらいいよ。
学校に1人1台Switch置いたらいいよ。

ってくらいハマりました。

冬休みは、子どもたちと一緒にダンドリ力を鍛えようと思います。

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