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家に帰るまでが遠足

小学校の頃、誰しも聞いたことがある言葉。当時は「いや、バスで学校に着いたら遠足は終わりっしょ。」と思っていた。まぁ、どの時点を遠足の終わりとするかは人それぞれでいい。ただ、これをビジネスに置き換えてみるとどうだろう。

週明けに外部の方とのMTGをとあるメンバーがセッティングしていた。紆余曲折あったので、しっかり日程を調整出来たことは評価した。ただその後がよろしくなかった。週明けの、MTGについて何も発言がなかったので、私から「来週のMTGの準備は順調?」と聞いてみた。するとファシリテートをどうするか等当日どうするかがノープランだった。そこで私の口から出た言葉が「家に帰るまでが遠足だよ」だった。

言われた本人の顔をみるとキョトンとした感じだった。まぁいきなりそんなこと言われても小学生でもないしって感じだったのだろう。そんなことは百も承知で、その意図をしっかり説明した。

MTGを任されたのであれば日程調整や会議室の確保などの準備で終わりの考えてはいけない。もちろん指示の出し方にも問題があったかもしれない。ただ、MTGの終了はどこなのか?自分はどこまでやることを求められているのか?を考えることは大事だ。もし自分の役割が不明な場合は、とりあえず指示を出した人に聞く癖をつけよう。そうすることでチーム内、ひいては会社からの信頼を勝ち取ることが出来る。

なんてことないMTGの風景からも学びはある。

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