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金森式ダイエット備忘録⑤(タンパクと鉄の充足度を見る指標:BUNとフェリチン)
金森式ダイエットはただのダイエットではなく健康を目的にしたダイエット。その過程の中で体質改善を行っていくわけだが、その変化や状態を見るために下記の指標は参考になるので押さえておきたい。
特に今回紹介する指標は、金森式ダイエットでも高脂質食に移行していく上で、体の準備として整えておきたいいわば土台部分。なので、しっかりと準備したい部分になる。
※現状の身体の栄養状態が悪い方は、金森式を実践する前にまずは栄養状態の改善をすることが先。
※血液検査で測定可能で定期的なモニタリンク項目となる。
※今回の内容は、開始当初に金森さんや実践者の方々のツイート内容についていけなかったよく出てきた言葉2つについて備忘録としてまとめた。(理解を深めるには、参考図書を読むこともオススメします。)
①尿素窒素(BUN)
BUNとは尿素窒素のこと。BUNは体内の窒素量、つまりタンパク質量を示す。この数値が低いと、タンパク不足ということになる。目標値は『20』。
しかし注意してほしいのは、この値が低ければ確実にタンパク不足(ないしはビタミンB6など)となるが、BUNが高いからタンパク他の指標であるアルブミン、そしてGOT、GPT、γGTPが低ければタンパク不足とも判断できるので、血液検査の数値はこれらの指標にも着目する必要がある。下記の書籍には、アルブミン4.2以上、GOT、GPT、γGTPは20前後が理想と記載があるので、参考として覚えておきたい。
なお、BUNは通常の健康診断に含まれている指標となる。
また下記のBUN関連のツイートも参考になったのでシェアさせていただく。
秘書殿のデータ
— 金森重樹@ダイエットonlineサロン (@ShigekiKanamori) December 9, 2019
AST17
ALT14
差が3
ASTがALTより2以上多ければB6不足
不足は明確
単体でB6を飲んでるか聞いたら
「B50を飲んでるからいいと思ってた」と
尿素窒素値bunをみたら7と低い
20は欲しい
毎日肉食べていてもB6が足りてないから
P不足
パズルのピースが一つでも欠けてたらアウトだからね pic.twitter.com/KHb5ZpZ9kI
②フェリチン
フェリチンは、体の組織の細胞質に存在し、鉄と結合しているタンパク質のひとつのこと。鉄の満たされ具合をお金にたとえると、ヘモグロビン値は財布のお金、フェリチン値は貯金となる。貯金がないことには家計が維持できないのと同様に、鉄の蓄えがないと、心と体の健康は維持できないので、フェリチンを鉄の充足度の指標として非常に参考になる。
BUNと同様に参考書籍では、女性は150程度、男性は200程度が目標目安としている。
なお、フェリチンは通常の健康診断の指標には含まれていないので、フェリチンまで測れる検査を自身で受ける必要がある。
また下記のツイートも参考になったのでシェア。
ASTとALTの逆転
— 金森重樹@ダイエットonlineサロン (@ShigekiKanamori) January 23, 2020
炎症マーカーでもあるフェリチン高値
炎症性ですね
③参考書籍
・心と体を強くする! メガビタミン健康法
藤川先生の本。非常に読みやすく参考になるのでオススメである。
ただし、金森式の内容とは異なる部分はあるのでそのあたりは留意しておきたい。
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