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Amazonで働いてたけど、色々と面白かったので、思った事まとめした。Part1

私は2022年~2024年までアマゾンジャパンで正社員として働いていました。
色々と刺激的だったので以下にまとめていきます。部署や部門は身バレしたくないので詳しく書きません。
アマゾンの中の事を話すのでこれからアマゾンで働いてみたいと思っている方は是非参考にしてください!
全部で6項目あります。

目次
1.とにかく仕事のスピードが異常に速い。
2.OLPめっちゃ大事。
3.私のチームはめっちゃホワイト。
4.結局数字が一番大事。
5.4勤3休最高!ハワイへGO!
6.アマゾン内の人間関係。


1.とにかく仕事のスピードが異常に速い。


アマゾンはスピードが重要です。昨日やっていたことが今日変わってるという事は、ざらにありました。

【例えば。。。】

・昨日までやっていたプロジェクトがなくなり、新しく別の事をトライアルしてみる。

・休み明けで出勤すると、ログイン方法が新しく変わったらしく、全然パソコンにログインできなくなる。←月1くらいで私のチーム(15人くらい)で誰かしら起きてました。。。

・昨日使ってたエクセルが新しい物に変わってる(せっかく慣れてきてたのに。。。)

・もっと身近なことで言えば、いつも休憩室に置いてある箸は割りばしだったのに、今日から環境の良い箸に全部交換されていたりと、小さなことから大きな事まで数え切れないほど、尋常じゃないスピードで改善されていきます。

私は日系の会社での経験もありますが、肌感覚は日常生活の5倍は速いと思ってください。

【何故こんなにもスピードが速いのか?】


アマゾンではアマゾンで働く上で、社員に求められる行動指針OLP(後述)が14個あります。その中に、全員が経営者という「Ownership」の思考を持つ事であったり、まずは行動を起こしましょうという「Bias for action」といったものがあります。大体の企業はそう言った「皆経営者の視点を持つこと」は社訓にあるかと思いますが、実際に実行されているのはアマゾンくらいかなと思います。

例えば、備品で何か必要なものがあれば個人で自由に買うことができます。
特に上司にハンコをもらうような決裁も必要ありません。買いたかったら自分で買って、早ければ明日には届きます。
そのため、もしなにか仕事の中で必要なものがあれば、理由があれば個人の判断で経営者目線を持って、自由に買うことができます。
私もアレクサを買ったりしていました。

そしてアクションのスピードが速くなり、改善のスピードも上がり、作業効率が上がっていくという流れになります。

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスはトヨタの経営方法からこの「改善」を学び、自社にも取り入れました。その為、地球上のアマゾンの「改善」は「KAIZEN」として共通の言語となっています。アマゾンで働くアメリカ人もインド人も皆よくKAIZENと言っています。←最初何言ってるかわからなかったです( ´∀` ) 

このように、アマゾンでは改善のスピードが異常に速いです。

では、どのようにして仕事をこなしていくのか?
私のチームのボスが私に言った印象に残っている言葉があります。
それは、「仕事は100%を目指さなくていい。70%の力で80%を目指しなさい」です。
「変化が激しい中で、100%を目指す人は対応できなくなりすぐに辞めてしまします。なので、70%の力で80%できれば十分で、残りの2割は捨てなさい。他の人がカバーします」という事を言っていました。
なるほどなぁと思ったのを今でも覚えています。
そういった形で私のチームは仕事が回っていました。

ちなみに、この言葉は今の私の日常生活にも役立っています。
普段の生活でも7割の力で8割目指し、日々改善に努めています^^
パートナーからは人生のスピード速すぎとよく言われます。
しかし、アマゾンのスピードを経験してしまうと、普通の生活が刺激がなく退屈になってしまします。。。

そんな感じで1つ目の項目
「1.とにかく仕事のスピードが異常に速い」
は以上になります。
次の記事「2.OLPめっちゃ大事」も是非読んでください!

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