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ドキドキ文芸部をプレイして 2

【注意】

超絶ネタバレします。
未プレイの方はプレイしてきてください。

ショッキングな画像が含まれています。



サヨリの自殺から一晩開けて午前一時、気を取り直してプレイを再開いたしました。
サヨリがいなくなって一人で登校し、何事もなかったかのように下校時刻まで過ごした主人公。
彼のもとにけつばんの如くバグった誰かが声をかけてきました。正体はモニカで、主人公を文芸部に誘ってきます。

彼女に連れられて部室にいくと、ナツキとユリの変わらない姿がありました。メンバーの紹介と明日のために詩を書いてこいと言われて一周目同様に解散。

詩を書くために単語を選ぶシーンでもサヨリの姿はなく、サヨリに対応した単語はナツキとユリに割り振られていました。
一周目はナツキよりにしたので、今回はユリにしようと彼女に合ったホラーというか抽象的な単語を選びます。

そうして翌日、ナツキとユリが話している所にモニカが登場……あれ?
お前、テキストボックス越えてね?
今までの会話だとテキストボックスの裏に部員がいて、文字を追っていくスタイルだったのに、文字に被さるようにモニカが出現したのです。

しかし誰も何も言わないまま進んでユリとお話しすることに。彼女の読んでいる小説の内容が気になった主人公は机を合わせて同じ本を読むという裏山展開へ突入。

仲良く読んでいたのですが、シロウがユリと小説の主人公が似ていると指摘したところ、強く否定されました。
しかし物事を後々考え直すというところが似ていると付け加えると、彼女は酷く取り乱して水を飲みに外へ出てしまいました。

その様子を心配したのかモニカがやって来ました。事情を説明するとユリが戻ってくる前に読み合いましょうと言い出します。
待ってても仕方ないし、という事でナツキとモニカの二人から選ぶことに。

ナツキに関してはユリ用の単語を選んだせいかよそよそしい感じになり、モニカは一周目のナツキの解説がユリに置き換わった感じでした。
そんで肝心のユリは超べた褒め。一周目の塩対応とは大違いでちょっと困惑しました。

意見交換を終えて再び詩の作成。
ユリ用の単語を選んで部室へ直行。
他愛ない会話の後、ナツキがクローゼットで困っていました。颯爽と助けに入り、漫画が棚の一番上にあって取れないと文句を言っています。
その時、ナツキのテキストが太枠の文字に切り替わり、バグったようになったのです。

ヒストリーから確認してもそのような文はなく見未間違いかと思っていたのですが、続けて太枠バグが発生。今度は【d】が含まれていていよいよ怪しくなってきました。

それでも進めていくと、椅子を持ってきてその上に乗って本を取ろうとし始めました。
手伝うなと言われたり椅子を支えろと言われたり、理不尽な要求をされますが、可愛いのでヨシッ!

で、本を持ってくれと言われますが絶賛パンツ覗き中なので渋々立ち上がろうとしたら、覗いてたのがバレて変態呼ばわりされます。
うーん、ご褒美。

もちろん不安定な椅子の上で暴れますので案の定ぶっ倒れて本が折れてしまいました。泣いてしまったナツキを慰めながら事情を聴いて一緒に漫画を読みました。

途中で眠ってしまった彼女を起こすと、顔が埴輪のようになってしまったのです。
スッゴいビックリしてペットボトルのお茶を落としてしまいました。幸い蓋がついていたので惨事にはなりませんでしたが。

どうしようどうしようと焦っていると、モニカが現れてプロテインバーを放り投げました。すると目に光が戻り、元の可愛いナツキちゃんが帰ってきたのでした。

そんな彼女にお腹が減るとああなるのよと言います。ええ、この時私はスニッカーズかな? とツッコんだのでした。
その日の詩の見せ合いも特に問題なく終了し翌日へ……いきたいのですが問題発生。

一周目でも起きたナツキとユリの意見の衝突。
一周目ではサヨリという仲介役がいましたが今回は不在なのでどんどんヒートアップしていきます。
そしてシロウに決定権が委ねられ、ユリを選ぶと……ん? 選択肢がでかくなった?

次はナツキを押すとノイズが走り、選択肢が巨大化。それの繰り返しでいよいよ画面に収まりきらなくなった瞬間、モニカが一番目の前に出てきました。
「私達は決着がつくまで部屋から出ましょうと」

いや薄々気づいてはいたけども、モニカが黒幕でしょ。一周目でセーブの話をした時は気を付けようね的な謎のアドバイスだと思っていたのですが、昨日のテキストボックスを越して出てきたのを見ると確定でいいでしょう。

数秒後、ナツキが泣きながら走り去ってしまいました。戻ると、何故あんな事をと落胆しているユリがいました。
自分はこんな人間じゃないとシロウに訴え、それを信じるとシロウも言います。

モニカが明日には全て忘れているから今日はもう帰ってもいいとと伝えるとユリはモニカに先に帰るよう促しました。
もう少しここにいたいと言うが、部長として待つわと一歩も引きません。

ユリはシロウと話したいがモニカに聞かれるのは恥ずかしい、そう言うとモニカがあっさりと引いた……かに思えたのですが。
「私に選択肢はないようね」と告げるとユリの顔がパッと晴れたつかの間、ユリのグラフィックがバグり、詩の作成画面へと飛ばされてしまいました。

不気味に思いながらも詩を作成して部活へ向かいました。
で、クローゼットの前でナツキとユリが仲直りをすると見合わせたかのようにモニカがやって来ました。

読み合わせの時、ナツキを選ぶと文字化けというか、英数字で構成された文字列の詩を渡されたんですよ。
すると例の太枠文字が現れてどうして漫画を読みに来なかったのかなど言及されて、終いにはわたしとあそんで!と埴輪顔で首が折れて迫ってきたのです。


非常にビックリして情けない叫び声が出ました。夜中の二時半に。
そして反転したENDの文字
マジかよと悪態をつくとユリかモニカを選ぶ画面に。
相変わらずユリはべた褒めモニカも一周目の私をセーブしての詩。

しかしいつものワンポイントアドバイスの時に、セーブしましょうねと教えてくれたのですが、一瞬自分が誰と話してるのか分からなくなった様子で聞こえてると?
さらに【お願いだらか助けて】と。 
OKを選択するとまた元に戻って話が進み始めたのです。

見せ終わると文化祭の役割決めについての話が始まりました。一周目はそこそこ乗り気だったナツキは居心地の異居場所だからこれ以上部員は増やしたくないといい、ユリもそれに賛同しました。

三人の間に険悪なムードが流れ、遂にナツキが帰ってしまいました。
その後ユリに文化祭についてどう思うのか尋ねると、豹変して顔の右半分をバグらせながらあのチビはどうでもいいでしょう? 等々恐ろしいことを口走るのです。

それでもモニカは部のためにできるだけ良くしたいと言うと、少しユリも納得したようでした。

もうみんな帰りましょうと言いますが、シロウだけは残れと言われました。
変な意味に取らないで部長として聞きたい事があると言うと、珍しく反乱しなかったのでした。

会話の内容はユリとナツキについての批判……というかちょっとね? みたいな内容。
それと貴方と私だけが実在の人物であるという話。色々と話したいことがある、と言うと段々と画面が暗くなっていくのです。

モニカは待って、まだ! と叫びますがそのまま詩の作成画面へ。
なんというか、さっきの【助けて】でモニカが黒幕だと思っていたのですが、かわいそうで辛くなってきました。
それでも続けないわけにはいかず、詩を作るのでした。

この日も何もない訳じゃないけど、長くなってきたのでちょいと割愛。ユリが茶を淹れてくれるそうなので手伝うことに。
しかし10分ほど待っても帰ってこないため、様子を見に行くと、「はぁー……はぁー」と荒い息づかいが聞こえるではないですか。

ちらりと覗くとリスカじゃすまないレベルで腕を切っているユリの姿がありました。が、直後ビデオテープを巻き戻すかのように時が戻され、ユリが水を汲み終えていました。

烏龍茶を淹れてくれるそうで、チョコを用意して床に並んで座りました。シロウくんは半開きのユリの口へチョコをそっと咥えさせます。
すると驚いたような表情をしながらも満更では無さそうにチョコを食べました。

しかーしほのぼのタイムはここまで。腕を掴まれて無理矢理立たされてしまいました。そして愛の告白──の寸前でモニカが現れて詩の読み合いへ。


最初はナツキを選択しました。昨日のは怖かったけど、二度目は大丈夫と思ったのです。
しかし内容はユリがおかしくなっている事と、モニカは怪しい等々のユリに対する友情が感じられる詩でした。
マジでナツキ好き。

感動もつかの間、ナツキがのっぺらぼうになり今の事は忘れろと、これからはモニカだけを考えろと言うのです。モニカだけ、モニカだけ。
Just Monikaってやつですね。

恐ろしく思いながらもモニカを選択するとPCユーザーなら誰もが恐れるブルースクリーンを発生させました。「もう! びっくりした!」と彼女は一言。
びっくりしたのはこっちなんだが? でも可愛いから許す。

次にユリの番になり、相変わらずのべた褒め。しかし貰った詩はぐちゃぐちゃの血塗れでどう考えてもおかしいのです。
ほんでシロウを切り裂いて中に入りたいだのおぞましい事を言うのですが、モニカの一声で終了します。
今度ばかりはナイスだぜ。

で、文化祭の役割決めについて一周目同様に誰を助けるか選ぶのですがここで異常事態が発生。
カーソルがモニカより下にあれば問題はないのですが、ユリかナツキを選ぼうとすると強制的にモニカの位置まで戻されるのです。

自分負けず嫌いなんで何がなんでもモニカ以外を押そうと奮闘し、ユリを押すことに成功しました。
したのですが、押さなきゃよかったって思いましたね。白背景に妙にリアルなユリの目が配置されてるんですよ?

そんで選択肢が増えてモニカのみに渋々選ぶと「やったあ」なんてわざとらしく喜ぶんすよね。
でも可愛い。

それでもナツキとユリがキレて、モニカに文句を言います。最終的にユリが二人を追い出し、シロウへ愛の告白をしてきました。
はいといいえの二択ですが、こんなイカれた状況ではいを押す勇気はなく、いいえを選択。

すると狂ったように笑い、隠し持っていたナイフを取り出しました。
やべ、誠みたいに殺されるわと身構えた直後、腹を二回、胸を一回刺してぶっ倒れたのです。

そのままユリのテキストボックスが表示され、文字化けが延々と続きます。日が登り日が沈み、これを幾度か繰り返してると、段々と血が乾いてユリの死体が劣化していくんです。

どうしたもんかと悩んでいるとナツキがやって来たんですよ。ユリの死体を見て絶叫し、そのままゲロって退場。ナツキのゲロ差分ちょっと好き。
で、次にモニカがやってきて冷静に「スクリプトが壊れた」「週末はずっとここにいたの?」と淡々と言うんですよ。怖いんですよ。

画面の左端に見慣れない黒枠が出たかと思えば、ユリとナツキのキャラクターファイルを削除したじゃありませんか。
こんなファイル干渉攻撃をしてくるのはフラウィーだけだと思ってましたよ。
そんで全部破壊した上で、シロウと自分だけの世界を構築してしまったのです。

だいぶ長くなってしまいましたが、二周目はここでおしまい。次はvsモニカ、頑張りたいと思います。

↓3・4周目の記事です。良ければどうぞ。

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