【速報!】中国入国①成田空港→浦東空港 編
現在のコロナ感染拡大の中、中国への入国についても様々なハードルがあるのは皆様もご存知であろう。ネットにも中国入国までの手順が色々と出ているが筆者自身11月22日に中国に入国し、現在は指定施設での隔離生活をしている為、これから入国される方々の不安を少しでも軽減できる様、直近で中国に入国する際にはどの様な流れが発生するのをご紹介したい。ただし、このルールや流れは常に変更が発生し地域差も大きいのであくまでも参考程度にして頂き、入国の際には大使館等から発表される現地でのルールをしっかりと確認してほしい。それでは準備段階からご紹介したい。
①PCR検査及び血清igM抗体検査の陰性証明について
こちらは中国の在外公館が指定、または認可する病院で行う必要がある。この指定リストは大使館HP等、まとまっている情報も色々出ているが注意点は病院により費用差が結構あるということだ。筆者は千葉県在住だが東京にも通える距離なのでいくつかの病院を候補にしHP等で確認をお行った。10件以上の病院を確認したが費用が結構違うのである。筆者が選んだ病院はPCR検査及び血清igM抗体検査、陰性証明書の発行で3万円なので確認した中ではかなり安い設定である。高い病院になるとこれが50,000円にもなる。今回中国に来る際に子供連れの方々も多く、1名なら大したことないがこれが4人ともなると大きな額になる為注意が必要である。あとは搭乗日の設定も注意が必要だ。筆者の場合、日曜日を搭乗日にしていたので土曜日が休みの病院の場合だと証明書が受け取れない為、候補として入らない。あとは月曜日にフライトを選んでしまう場合も土日営業の病院を選ぶことになる為、こちらも選択肢を狭めてしまう可能性があるので注意が必要である。ちなみに筆者は選びに選んだ結果、新宿区大久保の小田クリニックという病院を選んだ。決め手としては電話対応の丁寧さと費用である。検査ルールの発表はあり、いつ検査を受ければ良いのかわかってはいるものの、きちんと確認したかった為メールだけの問い合わせの病院や、あまりはっきりとした回答をしない病院は選ばなかった。
こちらの病院では原本とコピーをくれたが原本のみの病院の場合は2枚ほどコピーを用意しておく方が良いだろう。
②成田空港〜浦東空港まで
こちらはいくつか通常と異なるハードルがあるのでご紹介しておく。まず荷物の預け入れまでは陰性証明を渡す以外いつもと変わらないのだが、預け入れが完了した時点でネット上での情報登録が必要となる。これは預け入れが終わった後の出口付近にQRコードが表示してる看板が設置されており係員の方も2名ほど立っている。QRコードを読み込んで名前、生年月日、直近で感染者に接触したことがあるか、人の大勢集まるイベントに参加したか、等いくつか情報を登録した後に自分専用のQRコードが発行されるのでこれを画面キャプチャしておくということである。ひとまずこれが完了すれば飛行機に搭乗できる。(※質問項目は中国語/英語)
そして中国に入国する時が最も手続きが多い。飛行機を降りる際にはグループごとになっている。筆者の場合15分程度だけだったが後方席の場合はかなり待ち時間を感じることになるだろう。
そして空港に入ると以下の様なBOX型の席がある場所へ移動する。
ここで陰性証明を見せてパスポートを渡す。ここでの質疑応答は先ほどのQRコードを登録する際に回答していた「直近で感染者に接触したことがあるか」「人の大勢集まるイベントに参加したか」等の再確認のみで1枚の書類を受け取る。家族連れの方はこれを1人1人やっていた様に見えたので相当時間がかかっていた。英語/中国語がわからない場合、結構きついが聞かれていることは上記の通りなのでそこまで難しくはない。この後、また以下の写真の場所へ移動。
ここでは先ほどの書類を出し、PCR検査時に使用する以下の写真の様なケースを受け取り終了。書類とケースを持ち次は検査場へ移動する。そして次の写真の様な検査場へ到着。
ここでは鼻からのPCR検査が行われるのみである。検査が終了すればようやく荷物の受け取りである。荷物受け取りが完了するとまたQRコードが表示された以下の様なゲートがある。
ここでも基本的な情報(名前、生年月日や搭乗機、座席等の)を登録し、自分用のQRコードを取得し通過する。ここでも自分用QRはキャプチャを取ることをお忘れなく。個人的に座席番号を2度ほど登録した覚えがあるので搭乗機情報はすぐに見られる様にしておくと便利だろう。通過したあとは以下の様な写真の場所へ。
ここは色々な地域名が柱に大きく書かれている為、ご自身が隔離期間の滞在を希望する場所へ向かうことになる。ここで先ほどのゲートで取得したQRコードを提示しパスポートを預ける。ここで隔離期間を質問されたのだがはっきりと聞き取れなかった。ただほとんど、というか14日間の指定施設での隔離以外に方法はないはずなのだが色々聞かれた・・・。まあいいかw。預けたパスポートは後ほどホテルで返却される。アルアルだが預けたことを忘れ、「あれパスポートがない!」と後で慌てることの無いようにしたい。筆者は5分程度パスポートを必死で探し「あ、預けたんだ!」と一安心したことは言うまでもない。。。。
ここでの注意事項はあと1つ。ここまでの手順をスムーズにこなした方は結構早めにこの待機場所へ到着する。この場所では誰がどこのホテルに行くのかを決めているらしく、搭乗した方々全員が集まらないと出発しないシステムの様だ。筆者の場合1人ということもありかなりスムーズにここまで到着したので最初は誰もいなかった。その為ここで2時間半ほど待機をすることとなる。待機時間が長いとパスポートを預けたことを忘れがちなので焦らず、ゆっくりとここへ向かうことをお勧めする。あとは出発前の東京がかなり暖かかったこともあるのだがここのスペースは結構寒い。これからどんどん気温も下がるので、ここでの待ち時間を想定し暖かい格好をしてきた方が良いだろう。後、いくつかの手続き中に係員へあまり英語が通じず苦労している方々もいらっしゃったのでそこは頑張るしかない。。。
※【速報!】中国入国 浦東空港→隔離施設 編 へ続く・・
https://note.com/kembo_china/n/nb2ee42cf567d
ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:info@kembo-net.com
KEMBOでは中国におけるWEBプロモーション、WEBサイト制作、
デジタル広告運営、SNS運用まで幅広くサービス展開しております。
詳細は以下よりご覧ください!
■KEMBO 成果をもたらすデジタルマーケティング
http://blog.kembo-jp.com/wp-content/KEMBO_DM.pdf
■KEMBOホームページ
http://kembo-net.com?from=note
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?