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上海 ロックダウン解除後の日常

もはや特に大きな話題とはならない上海ロックダウンの解除後・・・。
徐々に元どおりの日常が戻るのかと思いきや、現在もなかなかに不便な状態が継続している。そして、コロナ感染が終わらない、というか継続する限り、このような感じで進むのかなぁとすら思い始めた。
そんな上海の現在とは・・・。

〈その①:72hのPCR検査陰性証明〉
これが最も不便というか日常での負担を感じているPCR検査・・・。
現在は地下鉄に乗る際、また商業施設に入る際、そしてコンビニ等の小規模商店に入る際にも提示が求められる。
なんだかんだゆるく運用するのかと思いきや割としっかりと運用されており、提示できない場合は本当に入店を断られる。
現在、上海の至る所にはPCR検査場が設けられている。ビジネス系のビルが入る場所にも数多くあるのでフラッと行けるし、運が良ければ並ぶことさえない。
最初は2日に1回くらいフラッと行けば良いかと思ったが実際には超面倒くさいw。
生活に必須な1イベントともなると負担が大きいものである・・・。

〈その②:飲食店の室内飲食禁止、ジム等の施設の営業再開未定〉
これも日常の楽しみが減る要因となる・・・。
各飲食店は出前サービスには対応しているが大部分の飲食店は店内飲食が禁止となっている。まあまあ徐々にね・・・と予想していたがこれがなかなか解除されない。また一部店内飲食を開始していた店も取り締まられている等、未だかなり厳しい制限がかかっているのだ。結果的にロックダウン解除されても外食する、ということはほぼ無い。これを楽しみにしている人たちも多くいることから早い解除を切に願っている・・・。
またジム等の施設も未だ営業を開始してない。小規模ジムは不定期に営業を再開するがクレームを挙げられるとすぐにまた閉まる・・・。特に大きな商業施設に入っているようなジムは未だ完全に沈黙している・・・。筆者もう3ヶ月くらい行けない状況が継続しているが契約はどうなるのか不安であるw
契約期間に通うことのできないこの3ヶ月がカウントされていないければ良いが・・・。

〈その③:陽性者がいた際の緊急ロックダウン〉
これは最も厄介。
ロックダウン以前から始まっていた事象だが、やはり今でも陽性者が発生した場合には該当施設が緊急で封鎖される様だ。
ロックダウン後も一部のオフィスビルでは既にこの様な事例も発生している。
筆者の会社でもリスクヘッジの為、未だ週2回程度の出社に制限している。
出社再開についても判断に迷うこともあったがもう「通常に戻る」ということは難しいと判断している。現在の状況を常態と認識し、再開するしかない。

夏休みを前にしているが、上海の指定リスク地域から移動した場合には各省でそれぞれの隔離政策が用意されている。住んでいる地域によっては気軽に出かけることも困難である。
今後どの様になっていくのか未だ先を見通すことは難しい。

ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:nozawa@kembo-net.com
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