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中国の幸福度が第一位とは本当か?! ~調査でわかる幸福度の信頼性~

先日以下の調査で世界各国の幸福度調査の結果が出ていた。

■調査テーマ:32ヶ国の国民に対する幸福度に関する調査
■調査機関:イプソス
■アンケート期間:2022年12月22~2023年1月6日
■地域:米国、カナダ、マレーシア、南アフリカ、トルコの18~74歳、タイの20~74歳、インドネシアとシンガポールの21~74歳、その他24か国の16~74歳の成人22,508人を対象に、イプソスのグローバルアドバイザー オンライン調査プラットフォームで実施した32市場の調査

この調査結果によると中国では91%が「とても幸せ」「どちらかといえば幸せ」という回答をしており、これは32ヶ国中で第一位だという。
これは中国のネットでも話題として上がっており、色々な意見が出ていた。

「私の代わりにこんなに幸せな人がいるの?!」
「そもそもこういう調査は信じられないよ。。。」
「幸せ?!仕事忙しくて死にそうだよ」
「てか誰が回答してんだよ。俺の周りには1人も回答したという人はいないけど」
「いや、年代により違うに決まってるよ。若者だけならこんなに高いわけない」

という様な懐疑的な意見が多かった。
もちろんコメントの中には
「みんなそんなに不幸なの?!どちらかと言えば幸せでしょ」
という肯定的な意見もあったが、ざっと見たところ半分以上は懐疑的な意見が多かった。

この様な調査の受け取り方は本当に難しい。
そもそも調査による結果とは1つの真実というわけではなく、数あるデータの中の1つに過ぎないという見方が正しいので上記の様な反応についても十分に納得できる。


「幸せの定義」についてChat GPTはこう語っていた。

「幸福の定義は人によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような意味合いがあります。幸福とは、人生で望むことや得たいことを実現できたと感じたときに得られる感覚や状態を指します。これは、物質的な豊かさや快楽だけでなく、自己実現、人間関係、健康、安心感などの精神的・社会的な要素にも関係しています。
また、幸福とは一時的な快楽や喜びではなく、継続的な感覚や状態であり、自分自身や周りの人々の生活が満足できるものであるとされます。幸福の定義は文化や背景によって異なる場合があるため、一般的な定義として捉えることができますが、個人によっては幸福に対する価値観や要素が異なる場合もあります。」

長いがその通りw  
言いたい事を言語化してくれるところが本当に優秀である。

話を戻して、何が言いたいかというと「幸せの定義」自体が非常に複雑であるということ。直近数十年間で大きな経済発展を遂げてきた中国であれば当然世代による定義には大きな隔たりがあり、その隔たりを筆者自身も中国で生活していて感じることが多い。おじいちゃんや孫くらい世代が離れている場合、本当にほぼ別世界とも言えるほど大きな環境の違いで生きている様な印象を受ける。
同じ定義で回答させることはどこの国であっても不可能であろう。

ちなみに中国人の奥さん、そして奥さんの両親、奥さんの甥っ子に実際に「あなたは幸福ですか」と聞いてみた。するとなんと全員が「幸せ」と回答!
ただこのアンケートは信頼度が非常に低く、そもそも奥さんは旦那を前にして不幸とは言いにくい、その両親も娘婿に幸せかと聞かれて不幸とは答えにくい、甥っ子は適当に回答した感じ・・・w

各国における「幸せの背景」を調べてみるとより調査結果も面白くなるのではないか。


ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:nozawa@kembo-net.com
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