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【速報!】中国入国③ 隔離生活〜隔離終了 編

前回及び前々回の中国入国①、②では成田空港から浦東空港、そして隔離施設までの流れをご紹介した。
直近では日本からの中国入国の手続きや隔離について新たな変更が発生しているがせっかくなので筆者の隔離生活を最後までご紹介する。
①、②は以下よりご覧ください。

【速報!】中国入国①成田空港→浦東空港 編
https://note.com/kembo_china/n/n63046e115453

【速報!】中国入国②浦東空港→隔離施設 編
https://note.com/kembo_china/n/nb2ee42cf567d

隔離生活開始後は部屋から出られないので当たり前だが特に変化のない毎日が続くのみである。1日2回の検温、1日3回の食事等々…。ご飯も美味しく、ネット通信も特に問題なく淡々と過ごしていた。初めての2週間禁酒も特に問題なく、逆に毎日10時頃に寝て朝は6時過ぎくらいには起きる、と言うかなり健康的な生活を送った。

筆者の場合、部屋も狭くはなかったので毎日のようにボクササイズ的な動画を見ながら1日2回、それぞれ30分程度の運動もこなしていた。その為むしろ普段の生活よりも疲れていたぐらいである。というわけで隔離生活中は特に面白い事もなく12月3日を迎える。部屋に連絡が来て4日にPCR検査がある為、支払い方法の確認をされた。微信、支付宝,確か現金も可能だったと思うが120元(約1900円)と日本の価格の十分の1以下である!この時に11月6日の午前11時24分に隔離が解除される、と言うことも合わせて伝えられた。「時間細かっ!」と思ったがおそらく飛行機で中国に到着したあたりの時間に設定されているのだろう。以前、夜の便で中国入国した知人は夜中に隔離終了だった。
翌日に係員が部屋まできたので支払い完了。(※もちろん発票も対応可)ちなみにこの4日のPCR検査は空港の時のように鼻からではなく口からの検査となった。鼻からの検査は少し痛いので地味に嬉しい。
ホテルの支払いもホテル側との微信のメッセージのやりとりで説明とQRコードが送られてくる。こちらはQRコードから第三者も支払いが可能となっている。
筆者のホテルは一泊250元、食事が1日3食で100元だったので合計4900元をお支払い。こちらも電子発票の発行が可能である。
そして12月6日の隔離終了日、2週間も生活しているとなぜか嬉しさよりも少し寂しくもあると言う複雑な気分だったw 24分になるのを待っていると係員が来て「11時10分に出ていいよ!」と言う事なのでついにこの隔離生活が終了した。1階ロビーにて再度検温、書類に体温とサインをしてとりあえずは完了。ただホテルの入り口をすぐ出た所で隔離完了とPCR検査陰性証明の2枚の書類を渡される。ちなみにこの時も何故かまた検温がある。これで全ての処理が完了しついに自由に♪(´ε` )
この施設に一緒に来た方々も同じ時間に隔離終了である。ホテルの外にはたくさんの迎えの方がいらっしゃっており、出る時に少し恥ずかしいくらいだったw 迎えに来ていた方々と泣きながら抱き合う感動のシーンもあり筆者も感動(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

その後は自宅の団地の入り口で最後に渡された隔離完了、PCR検査の陰性証明書を確認され、ようやく我が家へ到着。

コロナが収束し入国の際にこの様な隔離生活が無くなる事を切に望んでいるものの、最終的にはとても良い経験になった。
ホテルの広い部屋、1日3回の食事、お風呂も毎日入れる、ネット完備。一見問題無い暮らしに見える。
ただ不思議と人間はそれだけでは満足できない。太陽の光を浴びる事、また何よりも人とのリアルなコミュニケーションがどれだけ日々の暮らしの中で人間に活力を与えているのか、と言う事を改めて考えさせられた時間だった。

そしてなりより、われわれの様な外国人の入国を受け入れ最後までしっかりと対応してくれた中国の方々への感謝で今回のレポートを終わりとしたい。
谢谢!!!

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ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:info@kembo-net.com

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