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目が止まった日経記事5選(2/26-3/4)

先週1週間で気になった日経新聞(朝刊)の記事を5つほど取り上げてみたいと思います。
 
「外資の中国投資、18年ぶり低水準 昨年下期73%減」(2/28 総合2面)
アメリカと中国の対立や、中国の方針が変わるリスク等から、外国からの中国の投資が大きく減ってきています。その分、中国の周辺の国への投資が増えており、この流れはしばらく続きそうです。
 
「中小と後継者、地銀が結ぶ」(2/28 金融経済面)
企業のオーナーに後継者の方がいない時に、その経営を受けつぐ個人が企業に出資する「サーチファンド」というモデルがあります。地方銀行が、この「サーチファンド」のモデルで企業と経営を受けつぐ個人のマッチングを強化するそうです。アメリカ発のモデルですが、このモデルが広がるためには、企業の経営ができる人材の育成等が必要になりそうです。
 
「増える訪日客、足りぬ人手 宿泊業「人員不足」77%」(3/1 総合2面)
みなさんも感じているでしょうが、外国人の旅行者が増えています。一方で、コロナ禍の中でホテル等で働く人は大きく減りました。その為、ここに来て人員不足が大きな問題になっています。
もっともよくないのは、人員不足のために旅行者の方々が宿泊できなくなることです。人を採用することと同時に、今いる人の中でどう工夫していくかも必要になりそうです。
 
「米中、景気回復に不安」(3/2 総合2面)
アメリカでは、コロナの時にたまっていた余剰な貯蓄が、補助金がなくなったり、物価が上がっていること等から、減り始めています。低所得者から貯蓄が減っているとのことですが、生活に余裕がなくなれば消費がへり、アメリカの景気にも影響をあたえそうです。
 
「「太陽王」フランス王ルイ14世」(3/4 詩歌・教養面)
毎週、小説家の佐藤賢一さんが書かれている、歴史上のヨーロッパの国王のあだ名と、あだ名の理由を紹介しているこの連載を楽しみにしています。今週はフランス史の中でもナポレオンについで有名なルイ14世ということもあり、興味深く読んでしまいました。

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