専業主婦時代のマニアックな内職
シンガポールできらきらしない生活を送るけりーです。
私は大学4年で出産したので卒業後、3年間の専業主婦生活をしていました。
その頃は家計を預かっていたので年間100万円を貯めることを目標に節約をしたり、子供の洋服を作ったり、パンやお菓子を作りながらワンオペで子供の面倒を見る日々。
相棒は子乗せ自転車とおんぶ紐で、子供を背負って近くの児童館や支援センターに行っていました。
今日はそんな専業主婦時代にやっていたマニアックな内職について書きました。
自分のお金がないのがつらいので内職をスタート
専業主婦時代は今振り返ってもかなり楽しかったです!
ただ、働いていないので当然ながら自分のお金がない。そのため3900円の自分の洋服を買うのも躊躇して、そっと戻すくらいでした。
少しでもお金を稼ぎたいと思いやっていたのが内職です。
当時は20年前なので在宅ワークというようなおしゃれなものではなく、リアル内職。
やったいたのは、消費者モニター、通信教育の添削、ビーズ内職、ミシンの転売です。
マニアックだけど楽しい内職色々
消費者モニターは、中学の時に中学生の消費者モニターが必要ということで座談会に参加したことがあったので、それを思い出し新聞の求人欄で見つけました。
送られてくる商品を試してアンケートに答える、座談会に行くなど、調査員が家にきてヒアリングをうけるなどぽつぽつとした仕事を受けて一回3000円から1万円程度の謝礼を受け取っていました。
通信教育の添削は、Z会の中学生の小論文の採点です。毎週30枚ほど送られてくる答案を本当に赤い万年筆を使って採点し、通信欄の感想に返事を書く、というものでした。赤ペン先生!(赤ペン先生はベネッセが商標登録を持っています)
文字を書くのが大好きで字もきれいだったこと、小さい頃から作文は得意だったので、とても自分にあっていました。これは確か1枚150円から300円くらいだったはず。1回の振り込みが17000円から2万円ちょっととというイメージ。
ビーズ内職は、ビーズのピアスをビーズとパーツを組み合わせて作るというもの。これはたまたま子供と近所を散歩している時に工場の前の掲示板にあった内職募集のチラシを見て見つけました。その場で事務所に行き、やりたいです!と応募してもらってきた仕事です。
実は小学生の頃からビーズアクセサリーを作っていて、コベントガーデンのビーズ屋で半貴石やガラスのビーズを買ってくるのが趣味だったのでどんぴしゃでした。
もちろんマイペンチももっているし、ピンの加工も得意。これは1個2円くらいで何百個も作らなくてはいけなく、一回3500円くらいにしかならないのですが、慣れた作業だったので楽しかったです。
一度だけ、自分の作ったものをお店で見かけてちょっとうれしかったです。確か売価は2500円くらい。
最後のミシン転売は、とある機能の中古ミシンがどうしても欲しく、でもすぐには手に入らないのでヤフオクで落札して、どんぴしゃのに近い型番が出るまで近い型番を買って、売ってみたいなことをしていました。
あまりにも短いスパンでミシンを受け取る、送る、をしていたのでヤマトの人に「なにか、そういったお仕事とかですか」と聞かれたほど。
今でいう転売ですが、その時はとにかく欲しい型番をゲットするちょっとしたゲームでした。これは差額が2000円とか3000円くらい。
あっという間に専業主婦生活は終わり働くことに
こんなことをしながら過ごしているうちに子供は大きくなり、子供たちが3歳と1歳になった2006年の秋に仕事をスタート。
予定していた通り翻訳会社で働くことになりました。時給900円で時短勤務のパートというか契約社員。
働くことには賛成してくれていたものの、保育園代は自分で出すという取り決めだったので自分で払っていました。
でも、10時から5時までの時短でこの給料だったので、認可外の保育園代が二人分で約12万円と給料よりも高く自分の貯金を切り崩していました。(今だと別に高くないかもしれませんが、なにせ20年前なので結構高かったです)
でも、働くこと、そして職歴を作ることが目的だったのであまり気にしていませんでした。
この翻訳会社では約3年半ほど在籍し、正社員になり、やめる頃には20万円ちょっとになり保育園代もペイできるくらいになりました。
自分のスキルは意外とマネタイズできる
専業主婦時代の内職は今思い返してもどれも楽しかったです。大したお金にはならなかったのですが、好きなことをしていたのと、自分の自由に使えるお金が入ってきたので満足度も高かった。
でも、よく見るとどれも自分の得意なことだったので、それがよかったのだと思います。
得意なこと、といってもなにせ大学卒業したばかりの22歳の職歴もないただの専業主婦。ただどの仕事でも「昔からやってきて好きでできること」を活かしていたので、スキルを活かして稼いでいたとも言えます。
・きれいな字を書ける
・ビーズのアクセサリーが作れる
・消費者としての視点で考える
・小売消費財が好き
・ミシンが好き
・インターネットで検索するのが好き
履歴書に書くようなスキルではなくても、人よりうまくできることで自信があることは誰でも持っています。22歳の0歳の子供抱えた専業主婦の私でもありました。
そして、実はそれを使って稼ぐことも可能だと思います。
スキルをマネタイズするポイントは言語化とアンテナ
ポイントは、自分ができることや好きなことをきちんと認識して自分の中でリストとして持っておくこと。
そして、常にアンテナを張っておけば、そこになにか引っかかった時に、すぐにこれだ!とつかめます。
ちなみにどの仕事も「家でできる仕事をしたい」と常に思っていたら、偶然に見つけた物です。
どれも、めぐりあわせではあるのですが、欲しいものを明確にしておくとなんとなく降ってくる、というかそこにあることに気付ける気がします。
やりたいこともできることも言語化して心の中のリストにしておくと、情報に気付けて行動できる。
逆に明確にしないと、漫然と流れていくように思います。
今は情報も機会も山のようにあってそれの取捨選択が難しいくらい。その中で自分に必要なものをつかむためには、なにが欲しいか自分でしっかり持っておくことが大事。
目標やゴールまでいかなくても、どんな情報が欲しいのか、なにに関心があるのか、とかが分かっているとやはりそれが見えるようになりそれの積み重ねで今に至る気がします。
内職やら子育てをしながら過ごした3年間の専業主婦時代。
当時作った洋服はバッグなどは全然残っていないけれど、一番最初に作ったトートバッグだけは今でもあります。先日ちょっとインクがついて汚れてしまったけれど、多分これは一生捨てないと思います。
働くことやキャリアについていつかきちんと書きたいと思っていたので、少しずつ書いています。
誰か必要な人に届きますように。
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