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日記のススメ

このコラムでしばらくはお勧め習慣をお届けしたいと思います。まず一つ目は、日記です。今の日本で日記を書いている人はどれくらいいるでしょうかね?おそらく10%もいないのではないでしょうか。

私もi-Compnay CLUBに取り組むまでは、日記をつける習慣はありませんでした。日記と言えば、小学校時代の夏休みの宿題にあった絵日記。おそらく「けんたくんとあそんだ。たのしかった。」くらいの文章とトンボらしき物体の絵が描かれていた程度だったと思います。

8月30日から書き始めていたので、もはや7月の出来事などは記憶になく「テレビをみた」「ともだちとあそんだ」など適当な言葉を書き連ね、田舎に帰った時の思い出だけちょっと詳しく書かれている。天気などはもはや適当。ネットがある今の時代なら簡単に天気を調べられますが、私の子供時代はそんな代物はなく。夏休み日記は毎日が快晴。もはやサバンナ気候。

中学校になり思春期を迎えたとき、誰かから日記帳をプレゼントされ、日記を書くことを挑戦したこともありました。ただ、中学生。思春期まっさかり。満たされない事に悶々としながら過ごす日々。書き連ねる言葉が妙にポエムチックであったり、赤裸々であったり。翌朝見返すとT-BOLANの歌詞か!と突っ込みたくなるような内容。こっぱずかしくなり、これを母親に見られたらと思うとゾッとしてすぐにやめました。

そして、40歳になり始めた日記。小さな習慣という事で一日一行日記として書きました。最近ではアプリで日記がありますので、そちらに書いています。指紋認証を開かなければ見られるリスクもありません。その効能は第10回の「人生を漫才のように生きる」の時にも書いていますが、自分を客観視することができます。

客観視するためのポイントは「感情を書く」ことです。イライラ、モンモン、スッキリ!ヤッタゼ!などの感情です。それを冷静に眺めることで、感情の起伏が穏やかになります。最近は、自分の感情が動いた瞬間にメモのように記録するようにしています。かなりの偏見ですが、最近流行りの「あおり運転」をかましている人はおそらく日記をつけていません。感情の起伏のままに行動する人です。

感情という動物としての衝動をコントロールできるようになることが、理性に生きる人間としての成長です。コントロールする事で余計なことに気を取られなくてすみます。夜寝る前でも朝起きてからでも、私のように感情が動いた時でもいいので「日記」をつけてみませんか?人生の彩を振り返る面白さを手に入れられますよ!

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