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ココナラで活躍中のマドカさんに聞いた!副業カウンセラー成功のコツ

「よく友達から悩みを相談される。私も副業カウンセラーになれるかな?」
「興味はあるけど、トラブルに巻き込まれないか心配」

友達の悩みを聞くことには慣れていても、副業として知らない人の悩みを聞くとなると、不安もありますよね。

そこで今回は、ココナラでカウンセラーとして活躍しているマドカさんにオンラインインタビューした内容をお届けします。企業や個人からの相談を受けて10年になるというマドカさんに、カウンセラーを始めたきっかけや、仕事をする上で意識していること、トラブルに発展させないためのポイントなどをお聞きしました。

副業カウンセラーを始めてみたいと考えている人の背中を押すメッセージもいただきましたので、ぜひご覧ください。

カウンセラーを始めた意外なきっかけ



さまざまな方の相談に乗っているというマドカさん(画像はマドカさんよりご提供)

――マドカさんは、企業や個人の方からの相談を受けて10年になるそうですね。かなり経験豊富だと感じました。
マドカさんがカウンセラーを始めたきっかけは何ですか?

最初はフリーランスでWebライターをやっていたんですが、けっこう人から相談されることが多かったんです。ライターさんだけでなくいろいろなフリーランスの方から相談を受けました。

皆さんの話を聞いているうちに、悩みに共通点がけっこうあるなと気づいて、だったら窓口みたいなものを作ろうと思ったんですね。みんなが困ったときにここに来れば何とかなる、と思ってもらえる場所を。そして、ココナラで話を聞くサービスを始めました。


――最初からカウンセラーを目指していたわけではなかったんですか?

はい。最初はライターとして文章で悩みを解決することをメインにしていました。でも、悩みがある人とお話をしていると、問題を解決する点については、けっこう共通点があるのかなと思い始めたんです。だから書くだけでなく、もっといろんな方法で人の役に立てたらいいなと考えて始めました。

――カウンセラーとして本格的に活動する前から、いろんな方からの相談を受けていたんですね。

そうですね。だから肩書きをつけようと思っても、あんまりしっくりこなくて。カウンセラーでもないし、コーチングでもないし、メンターとも違う。困ったときの駆け込み寺みたいな感じです。

これといった肩書きは決めてないんですけど、やっていることはカウンセラーに近いものなのかなっていう感じはします。

心理カウンセラーの資格は持っていますが、自分はカウンセラーですっていう意識はあまりないんですよ。むしろカウンセラーという肩書きにとらわれずに、相談したい人が気軽に相談できる形をとっていきたいです。

カウンセラーを始めるときに不安はなかったの?

――マドカさんは、カウンセラーを始めたとき不安はありましたか?

フリーランスの方からの相談の場合、今まで自分が通ってきた道を思い出しながら、話すようなやり方だったので、特に戸惑いはありませんでした。

――ご自身が経験したことをもとにしているから、不安なく答えられたのでしょうか?

はい。「そういえば、自分もこういうことで悩んでいたな」と思い出して、「こんなときは、こういう対処をしていましたよ」と答えるような感じです。

カウンセラーとして何か立派な正解を教えるとかそういうことはしていなくて。その方その方悩みに応じて、解決法を一緒に考えていきましょうという感覚でやっています。

――ですが、カウンセラーをやっていると、ご自身とまったく違う経歴や職種の方から相談を受けることもありますよね?

はい。私自身はライターですが、いろんな職業の方から相談を受けています。フリーランスの方だけでなく、普通の会社員の方から相談を受けることもありますよ。

――まったく違う職種の方からの相談だと、答えられない質問も出てきそうですが……?

私の場合、正式に依頼をしてもらう前に、「こういうふうなことを聞きたいです」と教えてもらうようにしています。意外と共通点ってあるものなので、自分の答えられる範囲と共通する部分を見つけながら話すようにしていますね。

自分では詳しくない分野の質問でも、「こういうところに聞くといい」という情報が頭に入っているので対応できています。この疑問への答えはどこで調べられるかとか、どういう専門家に頼るといいかとか。

依頼してもらう前の時点で、まったく答えられない内容の相談だとわかったら、答えられないことを伝えて、お受けしない場合もあります。

――相談を断ると「どうして対応してくれないの!」とお叱りを受けることはありませんか。

いえ、「また別の機会に相談させていただきます」とか、「話したかったけど、そういうことなら別のカウンセラーさんにお願いします」という風な感じで言ってくださって、トラブルになった経験は全然ないですね。

カウンセリングでトラブルになったことはない!?その秘訣とは

――相談を断ったときにもトラブルにはならなかったとのことでしたが、他のことでトラブルを経験したことはありますか?

特には思い当たりません。本当に、今まで恵まれていたと思います。

――トラブルにならないための秘訣が何かあるのでしょうか?

理由はおそらく、初期の段階でヒアリングをしていることにあるかなと思います。
相談内容を聞いた上で、「これは自分にできるかできないか」「受けるか受けないか」を判断しているっていう部分が大きいかなと。

できないのに無理に「できます」と言って受けてしまったら、あとで「満足できなかったよ」と言われる可能性も上がってくると思うので。「無理に売らない」ということは、けっこう徹底しています。

――相談を断ることも勇気がいると思いますが、そこが大切と。

自分にできないなら断るというのは、誠実な対応だと私は考えています。もちろん言い方は気を付けないといけませんが。
私が受けたくないから断るのではなくて、お客様にとってベストな選択肢ではないから断るんです。

お客様には「私に依頼してお金を使っていただいても結果が出ない可能性があるので、他のカウンセラーの方が適任だと思いますよ」という部分がきちんと伝わるようにしています。

――お客様目線で、あえて断るという選択肢もあるんですね。

もっとグイグイ売りに行くようなやり方もありだとは思うんですが、私はあまりそういうやり方をして人目につきたくない性格なんです。

変に目立つことをして人から嫌われるほうが損失は大きいなって考えたので、強く売りに行かないほうを選んでいます。

――たくさん依頼を受けるよりも、相手が本当に求めているものを提供するほうを大事にしているんですね。

そうですね。はい。

カウンセラーを始めるか悩むより、まずはやってみる

――マドカさんと同じように、ほかの仕事をしながらカウンセラーを始めたいと思っている人へアドバイスをお願いします。

SNSを活用するとか、ココナラみたいなサービスに登録をして、とにかく自分がこういうことをしているんだっていうことを周りに知ってもらうところから始めるといいかなと思います。

――そこはやはり他の仕事と同じですか。

そうですね。まずは知ってもらわないと、相談にも来てもらえないと思うので。
最初のきっかけは何でもいいから、まずは1人目のお客様に接してみるってことが大事かなと思います。

――やる前に「できるかな?」と悩むより、まずはやってみることが大切と。

そうですね。実際にカウンセラーの仕事をやってみると、自分のやろうとしていることに需要があるかどうかもわかると思います。
相談の依頼が来るようだったら、この仕事は人から求められているものなんだなって判断できますよね。

もし需要がないと感じたら、また別のサービスを考えるのもいいと思います。
最初はちょっと見極める期間が必要かもしれないですね。需要があるかないかは。

――やる前に悩む人も多いと思いますが、マドカさんはまず行動からだったんですね。

いえ、どらちかというと私はわりと慎重派だと思います。人から「やってみたら?」と言われてすぐに始めるタイプではないんですよね。
他の人が求めていることを、世間からもおかしく見られない方法でちゃんとやっていきたいので。

フリーランスや副業って、世間から怪しいイメージを持たれている部分もありますよね。でも、私はもっとクリーンなイメージでやっていきたいと思っています。

だから、カウンセラーの仕事も「いかに多くの人に売るか」よりも誠実さを大事にしています。「買ってください」と無理に営業するよりも、お客様が欲しいと思うサービスを用意しておいて、必要なときが来たら、買ってもらうようなスタンスで。

――マドカさんは、売れるかどうかより「お客様が求めているサービスを提供すること」を徹底していますよね。たくさんの人から相談を受ける理由もここにあるのかなと感じます。

AIが普及しても、相手が求めることを提供する姿勢は変わらない

――最後に、AIとの向き合い方について質問させてください。
今はAIが話題ですよね。対話型AIが悩みを聞いてくれるなら、カウンセラーの仕事はなくなるのでは……と不安になることはありませんか?

個人的には、そこまで大きな不安は感じていません。やっぱりAIとはうまく共存していくことが必要だと思っています。
人に相談するよりも、機械相手のほうが言いやすいことってあるはずなので。
カウンセリングに関しても、AIチャットが人の心の隙間を埋めてくれるのなら、活用したほうがいいと思います。

でも、そこで満足できなかったときの選択肢として、人間が話を聞いてくれる場もあるんだよっていうことは示していきたい。AIと人間のカウンセラーは違うものとして見てもらえたらうれしいなっていう感じですね。

――AIが普及しても、相手が求めていることを提供することは変わらない、ということですね。

そうですね。はい。私は皆さんが求めていることを、これからもやっていくつもりです。

最後に。お客様の本当の満足を考えて動くことが大切

マドカさんとのインタビューでは、「誠実に対応する」「できないことはできないと言う」「相手のためになることを考えて行動する」という姿勢が印象に残りました。

考えてみると、「カウンセラーをやってみたいけど、失敗しないか不安」という気持ちは、自分を中心に置いていますよね。

考え方の中心に、困っている人を置いてみると「困っている人の役に立ちたい。そのために自分の経験を生かしたい」という気持ちが出てくるはずです。この気持ちを大切にすることが、カウンセラーとして大切なことではないかと感じました。

今「自分にもできるかな?」と悩んでいる人は、相手を思う気持ちを大事にして、最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


マドカさんのプロフィール


(画像はマドカさんよりご提供)

フリーランスのライターとして仕事をしながら、ココナラで起業や独立などさまざまな相談に乗るカウンセラーとしても活動中。Webライティング歴11年、企業や個人からの相談を受けた経験は10年。

ココナラ
https://coconala.com/users/206263

note
https://note.com/g0712007


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