大型犬っていくらかかるの??大型犬に関わるお金の話。その①必須編
自己紹介
はじめまして。Kです。
2024年4月生まれのワイマラナー(大型犬)を2024年7月から家族に迎え入れました。大型犬を迎え入れるにあたって情報があまりなく悩むことが多かったので、調べた情報や、育てていく中での気付きをまとめることで大型犬を飼いたいと思っている方の参考になればと思い、noteを始めました。
今回のテーマ
今回のテーマはズバリお金に関わる話です。
実際にワイマラナーを迎え入れるにあたり「大型犬はお金かかるよ」という話をよく言われました。調べても「いくらかかる」という話はあまりなく、実際に迎え入れるにあたってあれもこれも買い始めて「思った以上にかかるな」と正直思いました。でも、迎え入れてからたった2日ですが、そんなお金には変えられないものをすでに得ることができたと実感しています。
とは言え、ここはどんな子を迎え入れるにも絶対に避けては通れない話だと思うのでまず最初に触れたいと思います。
まず先に結論から言うと我が家がワンコを迎え入れるにあたってかかった費用のうち、絶対に外せないなと思うものの費用はイニシャルコストで596,930円で、ランニングコスト(餌代、トイレ、マット)で500万円かかることを覚悟しています。
これは大型犬に限らず、小型犬、中型犬、超大型犬も項目自体はあまり変わらないと思いますので、大型犬に限らず参考にしてもらえたらと思います。
重要性の重みづけはワンコと人間が”健康に””快適に””楽しく”過ごすためにと言う観点で考えています。また、あくまでも私の主観に基づくため、「それはいらないだろ」と思われる方もいるかと思いますがご了承ください。
費用項目
【これがないと始まらない】必須のものの詳細
◼︎イニシャルコスト
・生体:迎え入れる仔の価格。犬種や血統によって大きく変わります。
・ワクチン:混合ワクチンや狂犬病ワクチンなど。ワクチン接種済みと書いてあっても生体価格にプラスで加算されます。
・食器:ご飯と水のための器。ついついいくつも買いたくなる危険あり。
◼︎ランニングコスト
・ドッグフード:毎日ご飯は食べるので、無くすことはできない費用。商品によって価格幅が大きく、トータルコストで言うと一番差が出るところです。
・首輪・リード:お散歩の際には絶対に必要。10年以上同じものを使うのは考えにくいので買い替えの回数だけ加算されます。
絶対に必要なものって意外とこれくらいかもしれません。
ただ、これだけでは正直育てるのは無理なので、次項の【ほぼ必須】の項目と含めて詳細の解説をしたいと思います。
【ほぼ必須】絶対にあったほうが良いものの詳細
◼︎イニシャルコスト
・クレート:ワンコの家です。作りがしっかりしているものが多いので、買い替えの必要はないと思ってます。
◼︎ランニングコスト
・トイレ:どこでトイレをさせるかによって変わると思いますが、絶対に必要だと思います。トイレの回数だけシートは交換が必要。
・ウェットシート:最初は色々と汚します。雑巾でいいと言う方もいるかと思いますが、衛生面を考えたら使い捨てのウェットシートがいいと思います。
・歯ブラシ、シャンプー、耳掃除、ブラシ、爪切り:ワンコの健康を保つためには必須だと思います。
・健康診断:定期的な健康診断で不調や病気を早期に発見対応できるようになります。
・おもちゃ:大型犬はパピーでも噛む力が強いので可愛いものを買っても瞬殺です。
・マット:フローリングだと滑ってしまい足に良くないので遊ぶエリアでは必要です。また、汚したりするので定期的に買替えが必要になると思います。
◼︎解説
・ワンコの購入先:
検討したのは①ブリーダー②ペットショップ③保護犬などがあると思いますが、②のペットショップから迎え入れました。この辺の理由はまた後ほど。今回は気になる値段の部分なのでそこをお伝えします。
Coo&Rikuというペットショップから迎え入れたのですが、具体的にかかった金額は下記の通りです。
-生体価格:309,800円
-安心パック(+ワクチン接種料金):63,000円
-生命補償料(24ヶ月):93,200円
-消費税:46,600円
-遺伝子検査:6,600円
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合計 500,290円
イニシャルコストのうちペットショップで契約する際にかかる費用がほとんど大半を占めています。
また、割合として高い生命保証についてはほぼ強制みたいな感じで説明を受けたので加入したのですが、今思えば不要だったと思います。
理由としては、
①5歳くらいまでの死亡率は限りなく低いから
②生体保証をしてもらっても今我が家に来た仔は戻ってこないから
①アニコムのサイトを見ると5歳くらいまでの死亡率は限りなく低く、それ以降に増加していきます。また、大型犬の平均寿命は14歳ということも考えるとよほどのことがない限り2歳までに息を引き取る可能性はほぼないなと思います。
https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202112_2_3.pdf
②また、自分の子供もそうですが、死亡したから代わりを用意しましたというのはちょっと違うなと思います。犬も1匹1匹個性があるため代わりが来たからといって何も解決しないなと思います。
お店では、万が一の時のことを考えて、また、ほぼセットみたいな説明だったので加入したのですが冷静に今考えると不要だったなと思います。
ちなみに最長100ヶ月まで延長できるのですが、その分値段も高くなります。
そのお金があるなら迎え入れる子にいいフードを選んであげたり、住みやすい環境を作ってあげたり、異変に早く気がつけるように定期的な健康診断を受けたり、その子が元気に育つための費用に回すべきだと思います。
◼︎実際に購入した商品
・ドッグフード:ドッグフードはピンキリです。安いものは10kgで2,000円〜高いものだと3.6kgで38,000円(10kg換算したら約105,000円)。大型犬は体重にもよりますが、1ヶ月で約10kg食べるので、14歳まで生きたとしたら1,600万円以上の開きが生じます。
こちらも後日どのような基準で選んだかを記載しようと思いますが、食べたもので体は作られるため特に栄養価を重視して選択。トータルコストを考えると震えますが、健康のためにこちらを選びました。
-オリジンドッグフード
14歳まで生きたとした場合のトータルコスト:約470万円
・クレート:こちらは飛行機に積めるかどうか、ハードタイプかソフトタイプかなどあります。実家のワンコがかじっている姿を見ていたので、ハードタイプでこちらを選びました。注意したいのはサイズ。大型犬は成犬の時と子犬の時の大きさがかなり違うので、年齢に合ったクレートを購入しないといけません。我が家の場合、成犬になった時のことを考えて一番大きなサイズを購入しましたが人が入れるくらい大きく流石に落ち着かなそうなので、子犬のサイズを買い直しました。最初はMサイズを1個購入して成長に合わせて買い増しすれば良かったと思っています。サイズが合っていると要求吠えを我慢する時とか、寝る時とかリラックスして寝てくれます。
-子犬用(アイリスオーヤマクレートMサイズ):6,980円
-成犬用(アイリスオーヤマクレートLサイズ):16,740円
・首輪、リード:当たり前ですが、リードなしで散歩するなんてことは絶対にやってはいけません。逃走したり他の人やワンコに危害を加えてしまったら誰もいい思いをしません。デザイン性が高いものからシンプルなものまでいろいろありますが、子犬の時期は鮮やかで可愛いのがいいなと思いこちらを購入しました。
-ハンター コンビニエンス コンフォート 40:5,720円
・トイレ:大型犬なのでなるべく大きいのをと思い購入しましたが、ペットショップでほぼトイレトレーニングが済んでいた(済んでいるというよりも自然とトイレでするようになったらしい)ため小さいのに変えました。我が家はサークルにクレートを置くスタイルなのですが、なるべくサークルの広さを確保してあげたいのでトイレは必要最小限サイズに。たまに外してしまうけどそこはご愛嬌です。トイレにはいろいろな種類(メッシュの有無、壁の有無など)がありますが、我が家はメッシュ有りで平らなものにしました。メッシュでトイレシートを抑えられるもののメリットはなんといってもイタズラしない(というよりできない)こと!最初に置いた巨大トイレはシートをそのまま置くタイプだったので一瞬でボロボロにされてしまいいざトイレのタイミングでは使い物にならないことが多発したためメッシュでシートを守れるタイプが絶対にいいと思います。緩めの大はメッシュに詰まるので都度水洗いが必要になりますが、食事切り替えのタイミングだけで他は体調管理に全力を注げばきっと手間はかからなくなるはず。
-アイリスオーヤマトイレトレー:1,780円
-アイリスオーヤマトイレシーツ:6,480円
・歯ブラシ:虫歯などから体調を崩したり、病気になることも多いらしく人間と同じでめちゃくちゃ大事です。歯ブラシタイプだとカミカミして歯磨きができなくなるので、指サックタイプにしました。こちらも最初から嫌がることなく素直にやらせてくれるので手間はあまりかかりません。
-歯ブラシ:480円
-歯磨きジェル:3,960円
・おもちゃ:かわいさよりも実用性重視で選んだ方がいいと思います。なぜなら一瞬で破壊されるから。可愛いくまさんを選びましたが3日目には耳が解けうさぎみたいになっています。また、短いとおもちゃを噛む勢いで持っている手間で噛まれるので、なるべく長さがありおもちゃを狙っているのか手を狙っているのかわかるようなものを選ぶといいと思います。
素材は破片を飲み込んでも一応問題ないようにコットンとかでできている方が安心できるのと、すぐボロボロになるの安くて使い捨てができそうなものを選びました。
-おもちゃ:1,980円
・マット:これはめちゃくちゃ大事です。トイレトレーニングがある程度できているとはいえ、トイレから普通に外すし、何よりちゃんとできても誤って踏んでしまってマットが汚れまくります。
家に来て2日間は、早朝5時にめちゃくちゃ泣きまくっていて何かと思って行ったら大まみれになっているワンコが、、、、クレートの扉を閉めずに寝たため早朝に大をする→寂しくて要求吠え→大を踏む→パニックになり暴れる→大を撒き散らすというゴールデンサイクルを回しまくっていました。朝5時から夫婦揃ってお風呂に入れて掃除してでかなり大変な思いをしまいた。マットを敷いていなかったらともうと恐怖以外の何者でもないですね。
マットは部分的に交換できるようにジョイント式のものと、ジョイント式のものは接合部分から床に染みる可能性も考慮して大きな1枚のものをさらに下に敷くというダブルカバーで対応しています。また、ジョイント式のものも1ピースだけ交換で済めばいいですが、前述のように撒き散らすとほぼ全てを交換して掃除しないといけないので、フル交換できる枚数くらいは持っているといいと思います。どうせある程度経ったらボロくなって買い換えた利りするので多く持っていても特に問題ないと思います。それよりもマット切れを起こしてフローリングにされる方がきついなと。
-1枚型のマット:6,880円×2
-ジョイント式のマット:3,680×4
とこんな感じで買っておけばワンコとの新生活はなんとかスタートできると思います。
次回は買っておいて良かったもの、余裕があれば買っておきたいものの紹介をします!
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