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「敬和キャンパスレポ」でかけた曲

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#台湾

2021年台湾大学卒業曲:Melissa「和大笨鳥一起上學」(2023/4/7放送、台湾集中講義台北編)

2023年4月7日の敬和キャンパスレポは、ゼミメンバーである神田さん、宮路さん、木村さんとゼミの教員である一戸先生に集中講義で台湾に行った時の話をした様子をお届けしました。 この日の曲は、Melissa「和大笨鳥一起上學」でした。 (以下台本より)

パイワン族出身の若手歌手曾妮 Dremedremanが名前の重要性を歌った、「ngadan(名字)」(2023/3/31放送、台湾特集前編高雄編)

3/31の放送は、台湾での集中講義の話題を取り上げました。この集中講義では、台湾各地を訪ねていますが、高雄を拠点に南部の屏東に行き、日本人とパイワン族の戦いにより双方に犠牲が出た、「牡丹社事件」のあとを訪ねています。こういった経緯もあり、曲はパイワン族歌手の曲でした。

「川の流れのように」をカバーした台湾曲:江美琪「雙手的溫柔 shuang shou de wen rou」(2020/07/31放送)

2020/07/31の放送は、今年2月に行われた集中講義「現代メディア論」で新発田の「舟入町」をテーマに制作された作品について、英語文化コミュニケーション学科4年生の辻美緒さんと井口美咲さんからお話を聞きました。 1989年にリリースされた、美空ひばりさんの晩年のヒット曲「川の流れのように」が原曲になっている台湾の曲です。ジャンメイチーさんのこの曲は、2000年に発売されたアルバムに収録されています。

テレサ・テンの名曲をアレンジ(台湾「金曲奨」アルバム賞):王若琳「愛人」(2021年5月14日放送)

2021年5月14日は、2月の集中講義「海外メディア事情」をベースに、『台湾を語る』をお届けしました。今回の海外メディア事情という科目は、もともと、台湾をカメラを持って取材するという集中講義だったのですが、新型コロナウイルスの感染拡大で往来が不可能となり、大学で「台湾を学ぶ」という形になりました。 授業の中では、台湾在住の作家片倉佳史さんのお話をうかがったほか、自分たちでもさまざまな調査をして、最終的にこの番組にまとめるということになりました。「台湾を語る」3回シリーズの第

大支(Dwagie)「台南情歌」:「だいすき台南」のような台南愛あふれる歌?(2021/9/24放送)

2021年9月24日は、台湾・台南の長栄大学のオンライン留学コースに挑戦された4年生浦富亜優さんにお話を伺いました。 この日の曲は、台南出身のラッパー、大支(どぅわぎー)の「台南情歌」でした。「台南愛」あふれる曲のようです。 「おおきい」「ささえる」と書いて日本語読みでは「だいし」と読みますが、台湾語読みで「どぅわぎー」と読むようです。大支は、台南出身のラッパー/ミュージシャンで、いくつか出身地「台南」のことを歌った曲があります。「情歌」というのは、「ラブソング」という意

白色テロに倒れた台湾の音楽家 高一生の『春之佐保姫』(2021/04/16放送)

2021/04/16の放送では、集中講義「海外メディア事情」をとりあげて、台湾の少数民族、原住民のたどった歴史についてお話しました。戦後国民党時代の弾圧で亡くなった原住民の一人で、ツォウ族の高一生が作った曲の一つが、「春之佐保姫」です。作詞作曲ともに、高一生。放送では2014年に、琳恩雅さんによって歌われたものを流しました。 高一生(ウオグ・エ・ヤタウヨガナ)は、南部の阿里山という山岳地帯にくらすツォウ族で、日本時代に台南師範学校に学びました。このときに音楽も学んでいます。

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9m88 - Tell Me (Prod. by Mitsu the Beats)(2021/8/20放送)

2021/8/20の放送は、株式会社サンゾウCEOの亀貝康明さんをゲストにお迎えし、台湾についてお話しをうかがいました。というわけで、台湾のアーティストの曲ということで、曲の方は9m88のTell me。 台湾で人気の女性R&Bシンガー、じょーえむばーばーと読みます。日本の音楽プロデューサーでもある、DJ MITSU THE BEATS との共作です。2021年6月にリリースされています。」 こんな紹介記事がありました。 9m88が新曲『Tell Me』を発表 | Our Favorite City 〜ニッポン╳タイワン オンガクカクメイ〜 | Bitfan https://our-favorite-city.bitfan.id/contents/25581 『どんなに辛いことがあっても、他人にどう思われているかを心配して生きようとしてはいけない。他人に自分を決めつけられたことで、簡単に本当の自分自身を諦めないで。』というメッセージが込められています。女子プロレスラー木村花さんの悲劇的な事件がこの曲を作るきっかけになったとも書かれています。

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高一生作曲『春之佐保姫』(2021/04/16放送)

琳恩雅(リンオウガ)「春之佐保姬」。こちらの「春之佐保姬」は、日本語と中国語と歌詞があるのですが、作曲したのは高一生(こういっせい)という人で、2021/04/16の放送中少数民族、原住民のたどった歴史を学ぶ中で、何度か名前が出てきた方です。南部の阿里山という山岳地帯にくらすツォウ族で、日本時代に台南師範学校に学んで、先生として村に戻ったエリートでした。戦後もむらおさのような役割を果たしていたのですが、戦後国民党政権になってからの弾圧事件である、1947年の二二八事件で、スパイ反乱罪の疑いで逮捕され、のちに処刑されています。日本統治下に学んだ知的エリートの中で、犠牲になった原住民の一人として、今も知られています。 師範学校時代に音楽を学んだ高一生さんが。作曲した歌がいくつも残されていますが、最も知られているのが、この「春之佐保姬」です。獄中で妻に送られたものとされています。放送では2014年に、琳恩雅さんによって歌われたものをかけましたが、この記事では高一生さんの孫の高慧君さんが歌われているものを紹介しました。(担当:土谷)

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ABAO『Thank you』(2021/03/12放送)

ABAO(アバオ)「Thank you」ABAOは、台湾原住民の一つパイワン族の歌手で、2020年に台湾最高峰の音楽賞「ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨)で、最高賞の年間アルバム賞を受賞しています。2021/03/12に放送した「Thank you」は、年間楽曲賞を受賞しています。 この台湾の音楽賞金曲奨では、中国語、台湾語、客家語、原住民語の言語別に歌手賞、アルバム賞が設けられていて、それぞれの言語別のノミネート作品の中から、年間アルバム賞が選ばれるとのことです。こちらの曲も中国語ではなく、原住民語で歌われているとのことですので、おそらくパイワン族の言葉で歌われているのかと思います。(担当:土谷)

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Leo王feat. 9m88 『Weekends With You』(2021/03/12放送)

Leo王(リオ・ワン) featuring 9m88(ジョウエムバーバー)「Weekends With You」 こちらは、2016年にヒットした曲で、人気ラッパーのリオ・ワンと、女性R&Bシンガーとして日記のジョウエムバーバーによる、Jazzのようなラップのような曲です。ジョウエムバーバーは、きゅーえむはちはちと書くのですが、この曲をきっかけに台湾で大人気になったそうです。 曲の方は、「天気の良い休日にでけけたい女性とでかけたくない男性」の掛け合いになっていると、翻訳しているブログに書いてありました(Leo王feat.9m88の「陪妳過假(Weekends With You)」を和訳してみた - うずらのーと in台湾 https://uzura.hatenadiary.jp/entry/2019/11/23/085413) (担当:土谷)