パイワン族出身の若手歌手曾妮 Dremedremanが名前の重要性を歌った、「ngadan(名字)」(2023/3/31放送、台湾特集前編高雄編)

3/31の放送は、台湾での集中講義の話題を取り上げました。この集中講義では、台湾各地を訪ねていますが、高雄を拠点に南部の屏東に行き、日本人とパイワン族の戦いにより双方に犠牲が出た、「牡丹社事件」のあとを訪ねています。こういった経緯もあり、曲はパイワン族歌手の曲でした。

曾妮 Dremedremanは、2021年の記事で19歳、私たちと同世代の台湾の歌手で、台東金峰鄉出身・パイワン族がルーツです。花蓮の国立東華大学で学ぶ大学生でもあります。「ngadan(名字)」というタイトルは、名前のことで、「パイワン族の伝統的な文化における名前の重要性」が歌われているそうです。パイワン族の言葉で歌われていて、MVには中国語の字幕がついています。曾妮 Dremedremanさんは、伝統的なパイワン族の民謡も歌っているようですが、この曲はファンキーで現代風の曲調となっています。


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