「カルチョの休日 イタリアのサッカー少年は蹴球3日でグングン伸びる」
この本に、こんなことが書かれていました。
日本社会の中のサッカーと、イタリア社会の中のサッカー
確実性の高い社会の中で育まれるサッカーと、不確実性の高い社会の中で育まれるサッカーの違いという視点はとても面白いです。
なぜ、日本のサッカーにアドリブが足りないのか、規則的なサッカーになってしまうのか、この視点で考えると、色々と腑に落ちてきます。
日本という確実性の高い社会で人が育まれていて、その人たちがサッカーをプレーした結果、表現されているのが日本のサッカーということになるわけです。
日本人がサッカーに向いていないと言われてしまう理由もここにあるのかもしれません。
サッカーは不確実性が高いというゲーム特性があるので、不確実性が高い社会で生きている人たちに向いている、適応しやすいゲームであるということだと思います。