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【お念仏の会】2020/11/01

早朝の冷たい空気の中、お念仏を称えていると、どこからか、小鳥のさえずりが聞こえてきます。

おはようございます。今日も元気にお念仏を称えましょう。

「鬼滅の刃」という映画が話題です。人間の世界に鬼が現れるのですが、鬼というのは、亡くなった人を裁く側ですから、人間より強いのです。しかし、地獄の住人ですから、太陽の光には弱く、昼間は現れません。

今月も、「お念仏の会(心のオンライン)」を実施します。11月11日(水)午後2時からと、午後7時から、それぞれ10分間、それぞれの場所で、お念仏を称えてください。

本堂で勤めるお念仏と、一人一人が称えるお念仏が、阿弥陀様を通じて繋がりあうことができます。ぜひ、ご参加ください。

お念仏の時、線香を立てると、集中できます。よい香りは、その場所を清浄にし、阿弥陀様を身近に感じることができます。線香の煙に乗って、阿弥陀様がすぐそばまで来られます。

お念仏の10分間なら、短い線香でも大丈夫ですが、お勤めなど、時間が長くなる時には、長い線香が必要です。線香には、太さも長さもいろいろな種類がありますので、使いやすいものを選んでください。

また、一番大切なのは、線香の香りです。こちらも、自分の好みで選んでいただけば結構です。亡くなった人のために線香をあげる時には、故人が好きだった香りを選ぶのもよいでしょう。

何本立てるかは、特に気にする必要はありません。一度に何本も立てるより、少々値が張っても、香りのよい物を1本立てる方がよいでしょう。

線香で気を付けなければならないのは火の元です。

線香は束になっていると、いったん収まった火が、また大きくなることがあります。お墓参りで、人がいなくなってから火が大きくなると、とても危険なので、線香の束は、ほぐしてから使ってほしいものです。

もう一つ危険なのが、香炉に線香をつぎ足す場合です。長いお経などで、線香が短くなってしまった時、新しい線香を同じ場所に立てると、下から火が移って、倒れてしまうことがあります。火のついた線香が、香炉の外に倒れると危険なので、線香をつぎ足す時は、場所をずらせて立てましょう。

そろそろ年末です。仏壇の掃除や仏具の手入れについて、次回から紹介していきます。

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