最近思うこと

自粛が始まってから家の外に出る機会がかなり減った。
学校もオンライン授業、バイトも休業となると僕が外出する機会は限られている。

最近外出して一番ビックリしたのは暑さ。
気づかないうちに外はもう夏になりつつあった。
5分太陽の光を浴びただけで僕はもう結構やばいんじゃないかと思うくらいの弱さになっていた。

そして外の景色も今までとはガラッと変わっている。
街ゆく人は皆、マスクをつけていて表情が分からない。
まるで大量生産されたロボットのように無機質な顔をした人間が街を歩いている景色はなんだか不気味にさえ思える。

僕はマスクが嫌いだから極力したくない。実際、この暑さでマスクをつけるなんざ鬼畜の所業である。
でも仕方ない。新しい生活様式なるものが常識になりつつある。

ウイルスの前では文明も経済も科学でさえも無力であることが証明された。
結局、自分の身を守るためには顔につける布切れ1枚と手洗いうがい、人との距離感を保つことくらいしかないなんて滑稽にさえ思える。
なんだかますます苦しい世の中になってしまったような気がする。

今こうして文章を書いている時にも医療従事者の方をはじめとしたキーワーカーの方々は命をかけて働いてくれている。
いくら人間が文明を発展させたとて、最終的に人間を救うのは人間でしかない。
改めて人間の愚かさと素晴らしさを感じた。
こんな時こそ自分自身を見つめ直すいい機会なのではないか。

暗い世の中だけど明るく生きていきたい。
いつか笑ってハグができる世界に戻ることを願っている。

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