僕の親友①
僕には親友と呼べる友人が何人かいる。
順番に書いていく。
まずはT。
こいつの事は中学から知っていた。
市内でそこそこ強い中学のサッカー部で、ディアドラのズボンを腰パンしている坊主のセンターバック。
センターバックなのにゴールキック蹴ってる奴。
後から聞いたら、あれは腰パンではなく脚が短いだけだった。
偶然とは面白いものでまさかの同じ高校に入った。
そして家の方面が同じだったことがきっかけで仲良くなった。
一言で言えばガキ。
21歳になった今でもガキ。精神年齢はディアドラのズボンを腰パンしているように見えたあの頃と同じ。
同い年であいつの方が誕生日早いはずなのに俺の方が年上っぽい。
なぜならTは甘えん坊で気分屋だからである。
死ぬほど自己中だし気分屋だから結構ムカつく。
だけど嫌いじゃない。というか好き。
なんでかというとイイ奴だから。
馬鹿だし、ウザいし、ムカつくけどイイ奴なのだ。
ただそれだけ。
大怪我した時は頼りになったし、仕事をしている時の彼はカッコいい。
だけど自分で自分のことを本気でカッコいいと言っているのだけは解せない。多分病気。
馬鹿なところも好き。僕は真面目そうに見られるけどかなり馬鹿なことをするのが好き。だから相性がいいのかもしれない。
ガキだけど心は広い。僕は彼にキレるけど彼が僕にキレた事はない。優しいと思う。
あんまり良いこと書くと調子乗りそうだからそこそこにしとく。てか足臭いのどうにかして。
なんやかんや7年目の付き合い。これから一生付き合っていくであろう友人だと思っている。
ただ、そんな彼に一言だけ言いたい。
脚、短すぎないですか???
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