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ただひたすらにやり続ける~只管打歩~

こんにちは、けいとです!
noteを覗いてくださり、ありがとうございます。

お盆休みに、テント泊登山に挑戦してきました~。
北アルプスにある「五龍岳ごりゅうだけ
という山です。

まずは山の写真をご覧いただき、
後に今回の山旅で感じたことを書きたいと思います。
写真だけでもぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです♬

始めは遠くに見える目的地。場所も「遠見」とある。
そのまんま!
テント泊のため背負っていく荷物も多く、重い・・・
(後ろ姿は夫です)
時に高山植物たちに癒されながら
目的地のテント場がある山小屋が見えた時は
歓喜の雄叫び!
無事にテントを張ることができました。
すごい場所にあります💦
翌朝は雲が多く、どんよりとした始まりでしたが
陽が昇ってくると神々しい光景に・・・!
朝陽と雲海を見下ろしながら山頂を目指します
振り返るたびに表情が変わる景色
イワヒバリ(真ん中)のシルエットが可愛い♬
無事、五龍岳に到着しました!
この先を進むと、猫耳が特徴の山「鹿島槍ヶ岳」
へと繋がっていきます。

片道約5時間で山小屋のテント場に到着し一泊。
翌朝、そこから1時間弱かけて
やっと山頂に辿り着いた長い道のり。
二日間、ただひたすらに歩き続けましたが、感無量でした!

・今回の山旅で得られた気づき

今回の山旅を振り返ると、
私が行っている『寺活』で知った
「只管打坐」という言葉が思い出されました。

しかん-たざ【只管打坐】
余念を交えず、ただひたすら座禅すること。
「只管」はひたすら、ただ一筋に一つのことに専念すること。 
「打坐」は座ること、座禅をすること。

【goo辞書】 https://dictionary.goo.ne.jp/word/

私は体験の座禅すらしたことはないけど
(ないんかい)

仏教的に、この「只管打坐」は
何かを達成するために行っている
のではなくて

ひとつのことをただひたすらに
やり続けることが目的だ
といいます。

山登りなら、
「頂上に着くこと」が目標ですね

自分が掲げた目標(目的)に向かって
その達成のために努力をして
得られる「結果」に目が行きがちだけど

「ひたすらやり続ける」という
努力のプロセスそのものも、
大事な目的になり得るよな~と感じました。

今回の山旅でも
急な登りが続いて、

同行者の夫との会話も減り
黙々と歩くだけの
修行のような時間が発生しました。

(実際、修行としか思えなくなります)

自分の呼吸や
荷物の重さ
鳥のさえずり

自分や、自分の周りで起きていることを
五感で感じながら

ただひたすらに歩き続けていると
ものすごい集中力が
培われていることに気づかされるんです。

だったら、そんな時間を
経験していることすらも
大いに称えてもいいじゃないか!!

って思うんです。

もし途中で体調を崩してしまったりで
道半ばで断念したとしても

『そこまでひたすらに歩き続けたこと』

それこそが価値だなって。

山登りなので
「只管打坐」ならぬ
「只管打歩」となるかなと思って
勝手にタイトルにしてしまいましたが

あなたが今頑張っていることも、
「ただひたすらに続けてみること」から
始めてみると、気持ちが楽になるかも
しれません。

ここまで読んでいただけたら嬉しいです。
また次回♬


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