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Morning House #76 知ることと選ぶこと。あなたの人生の質を爆上げするには。

ようこそ!Clubhouse【Morning House】瓦版チームのKeitoです!

Morning Houseは「スゴイ人がフラッと来て、ココでしか聴けないレベルの話をして去っていく場所」というコンセプトのもと、毎朝6:50から毎朝配信している、clubhouseのルーム(番組)です!

Morning Houseは「スゴイ人がフラッと来て、ココでしか聴けないレベルの話をして去っていく場所」というコンセプトのもと、毎朝6:50から配信している、ClubhouseのRoom(番組)。
朝のRoom(番組)では日本で一番多くの方が集まる場所で、毎日のように誕生するコラボレーションやセレンディピティ、シンクロニシティが半端ないので、瓦版チームがピンと来たもののうち、事前にスピーカーのみなさんに掲載許可を受けたものをnoteに綴っています。クラブハウス瓦版について詳しくは、こちらどうぞ!

2021年4月13日 モデレーター: 西村創一朗@souta6954、司運@shiunch、前刀禎明@sakito.y、Haruka Uozumi@hrkzum、(@以下はclubhouse内のIDを示します。気になる方がいらしたら、🔍マークから検索できます。)

では今日もどんなミラクルがあったのか、お楽しみください!

価値を生む

シリアのアレッポという地域からアレッポ伝統のオリーブ石鹸を輸入販売しているというMasaokiさん。何で石鹸?なんでシリア?と司運さん。
シリアのアレッポという場所は元々オリーブの有名な産地で、内戦前は150くらい工場があったそうなんです。2011年から内戦中で、一時期は製造停止せざる終えなかったのだが、現在は工場をトルコに移して製造を続けています。

頭から足まで、全身に使えるアレッポの石鹸は、完全自然由来で、本当にシンプルでミニマルな石鹸。2年も熟成させて作っているから、乾燥していて硬質な見た目だけれど、洗い居心地がすべすべで、一度使ったらそのギャップにやられてしまう人続出。


アレッポの石鹸は全て手作りで、一つあたり198g-240gとばらつきのあるそうだが、その個体差もが一つ一つ手作りだからこそ、作り手の想いが詰まった、暖かみにあふれたモノになっています。有機だからこそ、違っていいんじゃないか、見える形ではなく、中身の価値がわかる人に価値を見出してほしい、と思って、このアレッポの石鹸を輸入することを決意したそうなんです。

この石鹸は、モノとしての価値だけではありません。アレッポに伝わる伝統文化と、それに関わる人々の思いが詰まっています。価値がわかる人に使ってもらいたい、という気持ちは、そういった背景からくるのです。

価格と価値というと、お金の使い道について考えさせられます。

先日読ませていただいた、司運さんの東京0円日記。お金はただの紙切れだけど、持ち手によってその価値が変わる、というお話。自己投資を優先する人もいれば誰かのために使いたい人もいて、見えるところにお金を使いたい人もいれば、見えないところにお金を使いたい人もいる。それはそれぞれ持ち主の価値観であって正解はないですよね。自分が幸せだと思えることにお金を惜しみなく使える人生を送りたいって、筆者である私は思うんです。そんな司運さんは現在、東京0円生活13日目。

だから、シリアの石鹸職人さんたちに、戦争復興の気持ち、伝統品を作り続けていることへの感謝と尊敬の気持ちが届くのであれば、私は彼らから石鹸を買いたいと思います。

アイデンティティにの枠を超える。

イラク在住で、"命の価値を上げる"というアプローチで世界平和に貢献するTsunakiさんは、西安からローマまでの天山北路と呼ばれる道を、船と陸の交通手段のみで、総合距離24000km、計11カ国を117日で旅したことがあるそうなんです!

筆者の私が尊敬するかっこいい大人たちは皆、口を揃えて"若いうちにたくさんの世界を見ておけ"、といいます。Tsunakiさんはその旅で世界を見て、国や文化、国籍を超えても人は皆一緒で、なんら違いないと思ったといいます。

当時の旅の様子をまとめた動画はこちら。TsunakiさんのInstagramからも当時の写真をみることができます。


モデレーターの司運さんも、若い時に中国徒歩の旅をしていらっしゃいますが、現在はバンと現金だけを持って生活する、東京0円生活という生活をされています。

旅を通して自分の目で世界を見る努力をしていると知り、筆者の私を含め20代こそもっと世界を見る必要があると感じました!

実際に行って見てみないとわからない感動が待っているのだと思うと、わくわくが止まりません。こんな素敵なサンセットも、やっぱり筆者の私は画面越しではなくて、自分の目で見てみたいです!!

司運さんは、北京から雲南省まで歩く旅をしたそうなのですが、交通手段はあくまで徒歩のみ!なんと無謀でかっこいい挑戦なんでしょうか。。歩く旅は、足を進めないと距離も前に進まないので、とても自由な旅だと感じたそう。進むと決めれば、新しい景色や季節に出会えて、立ち止まりたい時には、立ち止まれば、そこにしかない景色や現地の人々にも出会えるのです。
中国でいろんな民族の方に会って、それぞれ違う、習慣や家の在り方、身なりも言葉を見て、全てを一つの世界に統合しようとすることに異議を感じたといいます。

中国生まれで中国語が堪能な司運さん。その地の言葉が話せると、現地にはかなり溶け込めるけれど、パスポート出した瞬間に日本人フィルターがかかってしまうこともありますよね。司運さんは、相手のその反応さえも会話のタネにしようと、コミュニケーションのきっかけにしてみたら、ローカルの人々と仲が深まり、改めて文化のミックスに面白さを見出したといいます。

アイデンティティに囚われないために、彼らが口を揃えて教えてくれたのは、まず日本から出ること、でした!今の自分を作る環境から一度離れてみないと、自分が何を知らないのかさえも、わからないからです。
初めて自分と違う文化や世界を見ることで、自分が今までいた世界を知ることができて、それは同時に違いを自覚するということでもあります。まずは、今住んでいる都道府県から出てみることも、第一歩になるとおっしゃっていて、3ヶ月後に神奈川県から東京都に引っ越し予定である筆者の私は、今すぐにでも引っ越したい!とむずむずしながら今日のMorning Houseを聴いておりました。笑

ダイバーシティー&インクルージョン

スピーカの皆さんの体験談から、私たちが持つ無意識のバイアスの話題に。違いを知って、そこで初めて無意識のバイアスで判断している自分に気づくことができる、とTsunakiさん。Tsunakiさん自身、クリスチャンとムスリムが50:50の職場で働いていたことがあり、帰国直前にはじめて、Tsunakiさんの仲良いスタッフがみなクリスチャンだったことに気づいたそう。無意識のうちに、話しやすい話題や食事、そしてタブーな話題があるという認識から、自然と付き合いが多くはならなかったといいます。

司運さんの好きな言葉:
違いは違いであって間違いじゃない。by 川原卓巳

人は皆、違うからこそ輝けるし、欠けているからこそ繋がり、補いあえる、という考え方に変換することができれば、世界はもっと平和になって、そして、知らないこと、もの、に出会った時には、それを知ってみて、自分とは違えど受け入れてみる、という姿勢ができればそれは本物のインクルージョンなのではないでしょうか。

司運さんは、宗教や国籍でラベリングしてしまうのは、分断するゲームだと言います。もう飽きたよね?やめない?これからは統合するゲームだよ、と司運さん。これからは業種や人種、国境を超えて、この素晴らしい世界をみんなで共有していく時代になりそうな予感がします。だからこそ、音声のみで情報交換を行うことのできるClubhouseは、そういった無意識のうちに存在している個々のバイアスを取り払うことができ、これからの時代の流れとニーズにあっているのではないでしょうか。Clubhouseが今後どのように変化して、私たちユーザーにどんな影響を与えてくれることになるのか、楽しみですね!!

無意識の区別は私たち人間の盲点とも言えます。"越境の体験を通して、それを壊していくこと"。これこそが世界をより良い場所にするためのアクションだと、Nobushiroさんはいいます。ここで、差別でも分別でもなく、区別という言葉を選ばれた言葉のチョイスに、センスと教養の高さを感じます。さすが知の越境家を志す企業人ライター!私の目指すライターさんです!!そんなNobushiroさんはnoteにて書評や社会問題についての記事を上げています。Morning HouseモデレーターAyumiさんへのインタビュー記事も近日公開予定だそうです。Nobushiroさんのnoteは要チェックです!


最近ではダイバーシティー&インクルージョンという言葉はよく耳にしますよね。筆者である私も、勤め先でも学ぶ機会があるのですが、どう解釈するか、しっくりとくる日本語訳さえ見つからずにいました。(見つかるまでは、カタカナで許してください。笑) 

民間の非営利組織、CSRレビューフォーラムではこのように定義されているようです。

「異なる価値観を持つすべての人を受け入れ、それぞれに実力を発揮させる職場風土の醸成」

「多様性と統合」というようにも訳されがちですが、統合って一緒になることとは違うよね、とつねきさん。
統合というのなら、それはあくまで個人の中に向けた言葉で、それを受け入れることで、自分自身であることだと言います。

ダイバーシティーと注目されるのは、社会における女性の活躍の割合や障害者の受け入れ体制が多いですよね。でも実は、それだけではありません。ダイバーシティーの対象になるのは、あなた自身を構成する全てのもの!たとえばLGBTQ+を含む性別や国籍、人種、性別、そして体型に対する考え方やメンタルヘルス。目に見えるものも見えないものも、全てなのです。

Morning House瓦版メンバーからは、話題がこうして記事化されたり、Morning House等でも日常的に会話に出て、対話することこそが真のダイバーシティー&インクルージョンだよね、という結論に至りました。

ありのままで良いのだと、それぞれが受け入れられるようになり、それをみた周りの人々も同じように思えるようになった状態が、ダイバーシティー&インクルージョンが成っている状態なのではないかと思います。

統合のステップは、セルフラブを極めることですね!!セルフラブとは、自分を受け入れて、自分と向き合うこと。私はセルフラブがとーーーっても苦手なので、まずは川原卓巳さんのBe Yourself 自分らしく輝いて人生を変える教科書。を熟読することから始めました。筆者である、私なりのアウトプットの方法と自分自身の変化については後日、記事で日記にしていく予定なので、是非読みにきていただけたらとっても嬉しいです!

パーソナルリスポンシビリティー

最後は、パーソナルリスポンシビリティー(個人の責任)について。全ての過去、現在のあなたの行動は、未来の結果に直結しています。それが思い通りになったとしても、裏目に出たとしても、それは全てあなたの選択の結果であって、あなたにはその後処理をする責任があります。

つねきさんは、多くの人々が今の社会を生きづらいと感じるのも、それを変えてこなかった私たちみんなに責任があると言います。これからは今まで以上の速さで人や物が変化し、コミュニティ重視の世界になるから、今のうちに変えておかないと、もっと生きにくい世界になることが、筆者の私にも想像できます。

人々が自由に生きられる仕組みを作りたいという信念で政治活動を行うつねきさんは、今までの過去10年間で動いてきたことが、10年経った今、ようやく目に見える変化に現れてきたそうです。つねきさん曰く、今の生きづらい制度は、今まで変えてこようとしなかったから今も生きづらいままなのだ、と。10年後に人々が自由に生きることのできる世の中を作るには、今こそこれを変える時なのだと。

そして偶然見つけた、みくさんのツイート!これぞパーソナルリスポンシビリティーですね!!

楽屋トーク:クラブハウスドリーム

クラブハウスドリームって?それは、Clubhouseを介することがなければ、起こるはずのなかった奇跡な出来事や人との出会いのこと。

世界最速のおむすびマンくぼ田でお馴染みの、よしこママ。パラリンピック陸上競技メダリストの佐藤友祈さんが、後の世代に憧れさせるためにいい車に乗りたいと言ったそうで、よしこママの知り合いがトヨタで働いているからつなげてあげるわよ、と実際に話が進んでいるそうなんです!笑

こうやって人と人とが繋がって、ぽろっと発言したことが現実になる、というのもクラブハウスあるある、なのかもしれませんね。よしこママも先月、テスラ欲しいかも、と発言して、結局買うことを後押しされて購入に至ったのも、これぞクラブハウスドリーム!笑

そんなよしこママは、『心の声にしたがっていきよう!』『心のパンツを一回脱いで、好きなパンツを自らチョイスしようよ』と新しいことに挑戦する手助けをすべく、Y.K. Mom Projectを開催中!公式LINEで友達登録をして、是非、というか絶対覗いてください。笑


最後の話題は、司運さんの野糞体験から、排泄と野糞の話に。笑

食べることは、排泄。私たちは全く反対のものとして考えられていますよね。本来、人間の体の機能上これらは同じことなんだそうです。食べることは美的要素を含み、排泄は恥ずかしいこと、というのも、これは一種の「無意識のバイアス」。
排泄は誰でもすることだから、排泄こそが平等であると考える人も少なくない。大西つねきさんのお知り合いで、御年71歳の糞土師の伊沢正名さんは、下水処理場の建設反対運動をしていた経験をお持ちで、反対運動を行いながらも、人間は誰1人、自分の排泄物さえも責任を持って処理できていないという矛盾に疑問をもち、それをきっかけに野糞を始めたそう。大地から命もらってるのに、大地に命返せてないよね、と。

そんな伊沢さんは、しあわせの死をどう迎えるかといった死生観や排泄、性のお話など、世間的にタブーと言われる話を扱う方でありながら、野糞離婚も経験されている遍歴を持つお方。笑 

野糞を通じて、生命を伝えたいという、そんな伊沢さんのブログはこちら。野糞師のひとりごと、というシリーズを、是非みなさんにも読んでいただきたい。

今回のmorning houseで共通するのは、モノやコトの価値は個人それぞれが決めるもので、それは外的影響を変動するものであるということでした。そして、それを活かすも殺すも、紙一重だと思います。

例えば、一つの情報も、集めるだけよりは、それを発信して、誰かのためになれば、それは1+1=2の価値が生まれる。お金の使い方を知らずに貯金するよりは、それを地方の個人経営のビジネス、お店や自己投資に使えば、2以上の価値が生まれると思うんです。

なぜタブーと言われてしまうのか、今こそ考え直すべきだと言う。

見方を変えたら、この社会、そんな捨てたもんじゃない。そうおっしゃる大人の皆さんがかっこよくて。そんな大人たちの背中を追いたい、と改めて確信したMorning House第76回でした。

【Morning House】スゴイ人がフラッと来て、ココでしか聴けないレベルの話をして去っていく場所。毎朝6:50からお届けしているClubhouseで日本一多くの方が聞いてくださっている朝番組。
#Morninghouse
ぜひ手をあげて「あなたのココでしか聴けない話」をお聞かせください!

ではまた明日!今日も元気に行ってらっしゃい〜!

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