スポーツを子供たちの手に返す
こんにちわ!
コンディショニングコーチの寺田です。
今日はTEDという新しいアイデアや考え方を紹介するイベントからあるプレゼンテーションを紹介したいと思います♪
Give Sport Back to The Kids
by Matt Young
英語のスピーチですが、比較的わかりやすい英語でYouTubeの字幕をつけるとわかりやすかったりします。
スポーツを子供の手に返す
このプレゼンテーションで話すマット ヤングさんは私の様なスポーツトレーナーやトレーニングコーチ。
長年、Athletic Development 運動能力の開発に取り組んできた専門家です。
そんなマットさんのスピーチは
毎年、4000万人の子供達がスポーツチームに登録して、その内70%の子供が13歳までにスポーツを止めてしまう
という衝撃的な数字からスタートします。
そして、その理由は
・Adults 大人たち
・Parents 両親
・Coaches コーチたち
・Administrators チームを管理する人
自発性や自立性、楽しさを子供達のスポーツから奪っているから。。。
スポーツビジネスが大人でも子供でも盛んなアメリカだから!という訳では無く、日本でもある事では無いかと動画を見ていて感じました。
15歳以下で”エリート”アスリートはいない
私が特に印象に残ったのが、
15歳以下の選手に”エリート”はいない
という一文。
もちろん、スポーツによっては若い時にパフォーマンスのピークが来るときもありますが、それは一部(フィギュア、卓球など)。
そして『エリート』とはそのスポーツで一番高いレベルでプレーしている事を指す言葉なので、『エリート キッズ アスリート』というものは存在しないのです。
だから、子供の頃から『この子はエリートだ!』といって
・平日何時間もの練習
・週末は試合や練習
・年に数回ある”エリート”チーム同士での試合
などは大人のエゴでfomo(周りに取り残されるという不安感)だとマットさんは話します。
さらに、『こんなにお金をかけているのにそんな結果なのか!』という親からの叱責。。。
聞いているだけで
『そんな風にスポーツをしているなら70%の子供が止めてしまっても仕方ないな』
と思ってしまいますよね。。。
やっぱり楽しむのが大事&まとめ
今回は『Give Sport Back to The Kids スポーツを子供たちの手に返す』というTEDの動画を紹介しました。
10分少しの動画ですが、観ていて感じたのは
『やっぱりスポーツは楽しむことが大切』だという事。
エリートアスリートになる為の重要な要素として『Internal Drive 内なる動機』という事も話されていて、
自分から『上手くなりたい!』『楽しい!』と感じる事が必須です。
大人に強要されているのでは、そうはなかなかなりませんよね。。。
子供たちが楽しめる仕掛けやサポートをしていく事がアスリートとしての可能性を最大化する方法かも知れません♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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編集後記:
先週末はアカデミーの試合が花園ラグビー場で花園近鉄ライナーズの試合前に行われました。
子供達は天然芝のグラウンドでのスポーツを楽しんでいました♪
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