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グレース・ホッパー

この記事は「注目の歴史上の人物紹介 Advent Calendar 2020」の企画です。歴史上の人物で自分が注目した人物を勝手にサクッと紹介します。

誰(一般的な解説)?

20世紀のアメリカの海軍軍人で准将にまでなった女性計算機科学者。女性初の数学の博士号を取得したり、コンピューターの普及機に大きな役割を果たしたプログラム言語「COBOL」を開発した「プログラミングの女王」。コンピューターの世界ではいろいろ凄い人。

どこが好き?(もしくは注目)

"If it's a good idea…go ahead and do it. It is much easier to apologize than it is to get permission." -Grace Hooper

「許可を求めるな、謝罪せよ」 正しくは「いいアイデアなら、とにかくやってしまいなさい。許可を得るより謝る方がずっと簡単よ。」なかんじなのだが、これは現在のアジャイルの考え方の根本となるような考え方。開発言語だけでなくアジャイル開発をも見越していたというのはものすごく偉大。

有名なエピソード

ハーバード・マークⅡの開発時の逸話。ある時、マークⅡのリレー配線に画が挟まって計算機が動作しなくなった。彼女はこの画を取り除き、作業日誌に貼り付けて「実際にバグが見つかった最初の例」と書き込んだ。この逸話を彼女が好んで使ったため一部の専門家でしか使われていなかったバグという言葉が一般に広がったとされている。



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