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書籍紹介: The Power of Regret 振り返るからこそ、前に進める

こんにちわ!
社会人ラグビーチームでS&CコーチをしているKeithです。

このnoteでは毎週日曜日に
・スポーツ現場で働きたい学生
・スポーツ現場で働いている専門家
向けに記事を書いていますが、
このnoteでは前提として『自分が書きたい事』を書いています(笑)。

今日はだいたい月に1度ぐらいある書籍の紹介記事です♪

The Power of Regret 振り返るからこそ、前に進める
ダニエル・ピンク著、池村千秋訳

後悔は良いもの?悪いもの?

今回の書籍のタイトルにある『Regret』とは日本語でいう『後悔』。
なので、本著のタイトルの直訳は『後悔のパワー』というものなのですが、
皆さんは後悔は良いものだと思うでしょうか?悪いものだと思うでしょうか?

本著の冒頭にもあるこの問いは著者がいるアメリカでは(たぶん日本でも)
・あまり良いものでは無い
という答えが返ってくるものだといいます。
それはアメリカでもよく使われるフレーズに
『No Regrets 後悔なんてない』というものがあるぐらいですからね。

ただ、
本当にそうなんだろうか?
・後悔することはそんなに悪い事なのだろうか?
というのが、本著のスタートになります。

後悔からどうするか

本著は『ワールド後悔サーベイ』 『世界 後悔 調査』という日本語にするとなんとも残念な感じの名前のサイト(笑)で、
世界中の人々から
・自分が後悔している事
を集めて、調査をして、それを分類し、そこから分かってきた事や
・実際に回答した人のコメント

が書かれています。

詳しくは本著を読んでもらいたいのですが、

後悔はもちろん痛みを伴うものではあるが、そこからどうするかがとても大切で、悪いものとして無視するべきものでは無い

というのが本著の主張で、私もそう思います。

例えば、私もスポーツ現場で働いていて失敗する事もあります。
小さい事から、大きな事まであって、
私の大きなものといえば競技への復帰を担当しているのでそこでの再受傷が一番大きなものでしょう。

これが起こってしまえば後悔しない事なんてできません
私の所に来る選手は復帰までもう少しの選手が殆ど。
・そもそもなぜ起こったのか?
・なぜ自分はこの種目 (ケガをした種目) を選んだのか?
・この種目をするタイミングはここで本当に良かったのか?
・もっと何か事前に確認するべきだったのでは無いか?。。。

ぐるぐる回る考えは頭から離れない時もあります。。。

ただ、本著にも書かれていた様にここで終わると何も変わりませんし、
ある意味で良い後悔になりません

ここから
・では、次はどうすればいいのか?
という思考になるので、次は同じ失敗をする確率が下がりますし、
もっと良くなろうという原動力になります。

本著を読んでいて改めて気づいたのですが、
本当は後悔するような失敗はしたくないけれど、
それでより良い自分になれているとは思います。

まとめ

今回はThe Power of Regret 振り返るからこそ、前に進める という書籍の紹介を書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

今回紹介した内容以外にもとても大切だと感じた事もたくさんあって、
例えば、
思考は行動のためにある →考えるから行動が起こる
・感情は思考のためにある →何かを感じるから考えようとする

など細かく紹介したい事もあるのですが、
長くなってしまうので、詳しくは本著をお読み下さい♪

仕事をしていても、家族と過ごしていても、
生きていれば後悔はするもの。
そこからどう行動するか?がやっぱり大切だと本著を読んで感じたので、
これからも後悔で学んだことを胸に、よりレベルアップしていきたいと思います♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!
宜しければスキやフォローをお願い致します👐

編集後記:
今日はLO第7節の神戸コベルコスティーラーズ戦!
高ぶって早朝から起きてしまっていますが(笑)、
頑張ってきたいと思います

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