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『ザーチャースクワット』試してみる?

こんにちわ!
社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeithです。

このnoteでは
・スポーツ現場で働きたい学生/ 専門家
・スポーツ現場で働いている専門家
の方に価値を届けられる様に記事を書いています。

今日はSNSで最近よく見かける
Zercher Squat (ザーチャースクワット)
について記事と思う事を紹介したいと思います♪

結論から書いておくと、
『殆どの人に必要では無いエクササイズ』
だと個人的に思っていますが(笑)。

ザーチャースクワットってどんなもの?

キッカケはたまたまSNSで見かけた海外のS&Cコーチが上げていた
『どっちのエクササイズが良いか?』
というトーナメント表だったのですが(笑)、

『そもそも目的によるだろうし、危険なものでなければエクササイズを比べて優れてるも何もないだろう』
と思う反面、
『そこまで、あるエクササイズが優れていると判断する理由は何なんだろう?』
とも思ったんですよね。

特にそう感じたのが今回取り上げている
ザーチャースクワット(Zercher Squat)
正直、やった事もないし、選手にやらせようと思った事がないエクササイズだったので、
かなり意外でもありました。

powerliftingtechnique.com より

バーベルを肘の内側で持って、手を胸の前に合わせた状態でしゃがんでいく
という下の記事にでてくる様な動きをするエクササイズ。

パワーリフターやクロスフィット、ストロングマン種目を真剣に取り組んでいる人以外は殆どやった事が無いものだと思います。

『7つの良い所』と『3つの悪い所』を踏まえて

今回は上記で紹介した英語の記事を元に書いていきたいと思っているのですが、そこでは7つの良い所と3つの悪い所が解説されていました。

まずは7つの良い所を紹介すると、
大腿四頭筋の強化と筋肥大につながる
→ 重りが身体の前にあるのでハムストリングや臀筋よりも四頭筋を使います
深いスクワットをしやすくなる
→ 重りが前にあり、フロントスクワットより上半身のモビリティが必要ないのでしゃがみやすい
上半身の立った姿勢を強調できる
→ 重りが前にあるからバックススクワットの様に前に倒れにくい
ストロングマンの競技に繋がる
→ 石のボールを同じ様な姿勢で持って運ぶ競技があります
実際の生活の中で使う動きを強化する事に繋がる
→ 重いものを胸の前で両手でもつ事はありますよね(仕事にもよりますが…)
フロントスクワットの代わりになるもの
→ 上半身(胸椎や肩、手首)の柔軟性が無いとフロントスクワットはやりにくいです
コアの安定性が上がる
→ 重りが前にあって、それを支えるのにコアの筋力が必要
などを上げています。

では、3つの悪い所は何でしょう?

・難しいエクササイズである
→ このエクササイズを試す前にできる様になっておかないとエクササイズがいくつかあり、初心者向けのエクササイズではありません
他のスクワットバリエーションでより貴方に合ったものがある
→ このエクササイズでしか鍛えられないものというのが、あんまりないんですよね
とても不快
→ バーベルを持つ腕がシンプルに痛い。。。

上記を踏まえて私が個人的な興味としてザーチャースクワットを試してみる事はあっても、
選手へのプログラムに入れる事はほぼ無いかなぁと思いますね(笑)。

得られるベネフィットの数の方が多く紹介されていますが、
正直、微妙なものですから。。。

まとめ

今回紹介した記事を書かれた方が件のSNSの発信をされていた方では無かったのですが、
色々と調べている過程で見たものを踏まえても(違う筋肉に刺激が入る云々など)『やっぱり要らないなぁ』
という印象しか得られないものでした(苦笑)。

実際の所、冒頭のS&Cコーチの方がザーチャースクワットの何をそんなに評価されていたのか分からないままではありますが、
まぁ色々と考えるキッカケになったので良しとします(笑)♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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編集後記:
人生初のパーマをかけて、髪型よりも頭がクサい事がショックです。。。


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