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書籍紹介: 座右の書『貞観政要』

こんにちわ!
社会人ラグビーチームでヘッドSCコーチをKeithです。

このnoteでは
スポーツ現場で働きたい学生/ 専門家
・スポーツ現場で働いている専門家

の方に価値を届けられる様に記事を書いています。

今日は水曜日なので書籍の紹介です。

座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ『世界最高のリーダー論』
出口 治明 著

きっかけはYouTube

なかなか聞いたことが無い本の名前である『貞観政要』ですが、
YouTubeをよく見ている方には知っている方もいるのでは無いでしょうか?

それは、私が本著を読むきっかけになったのも下記のリンクにある中田敦彦さんのYouTubeチャンネルだったからです(サムネの顔のインパクトが凄い笑。。。)

今回紹介している出口氏の著書を読む前にこの動画を観ていると、
『貞観政要』という本に書かれている内容を先に知る事ができるので、
本著の内容もより理解できる様になるかと思います♪

2つの絶対条件

本著は

貞観の時代は、中国史上、もっとも国内が治まった時代(盛世)のひとつ

p3

を築いた『太宗・李世民』が
『暴君にならない様にする為にはどうすればいいのか?』など、
気をつけていた事、行っていた事などを言行録としてまとめたものです。

また、その中で著者は李世民がリーダーとして傑出していた理由を二つ挙げていて、それが
・権限の感覚」を持っていたこと
・臣下の「諫言」を得たこと

だと書いています。

つまりは
・部下(臣下)に仕事の権限を与えて、任せた仕事ならごちゃごちゃ横から言わなかった
・部下(臣下)から諌められる言葉(指摘や注意)を受けて、それを受け入れた
 
という事。

これは普通の会社やチームでも大切な事ですが、
大きな中国という国を治めて、
権力がその国で最大になっている時に行うのはなかなかできる事では無いと思いますね。
だからこそ、後世まで名前が残っている名君なのでしょう♪ 

三鏡・思考と感情・創業と守成

本著には沢山の気づきを与えてくれるものがあるのですが、その中でも特に私の印象に残ったものが
・三鏡
・思考と感情
・創業と守成
の3つです。

一つ一つを詳しく説明していくとかなり長くなってしまうので、それぞれの要点だけを書いていくと、
三鏡とは
・鏡に自分を映し、元気で明るく楽しい顔をしているかチェックする(銅の鏡)
・過去の出来事しか将来を予想する教材がないので、歴史を学ぶ(歴史の鏡)
・部下の厳しい直言や諫言を受け入れる(人の鏡)

この3つの鏡の事を李世民が語っている事。

そして、『思考』と『感情』とは
思考は感情によってブレる
・だから、感情がブレない様にしなくてはいけない

・その為にはしっかり休んで体調が良い状態を保たないといけない
という事。

最後の創業と守成は
・国を起こす事と守って繁栄していく事どちらが大切か?
・どちらも大切だが、求められる事は違う 
と書かれている部分です。

読んでいて
・自分も三鏡を持たないといけないし、チェックしないといけない
・感情がブレると判断が鈍るのは正にその通り
・自分で事業を始めた時は求められる事が違う事を意識しよう 
という様なことを考えていました♪ 

まとめ

今回は
座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ『世界最高のリーダー論』
を紹介しました♪ 

現代の事例も交ぜながら、古代中国の名君が気をつけていた事を学べる本著。

中田さんのYouTubeを見てから読むと更に読みやすくなるので、
是非チェックしてみて下さい!

最後まで読んで頂きありがとうございました!
宜しければスキやフォローをお願い致します🙏

編集後記: 
今日は久しぶりに前職時代の上司とご飯に行くのですが、
電車に乗りながらの作業をするのが懐かしかったです(笑)。

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