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書籍紹介: スターティングストレングス

こんにちわ!

社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeith(キース)です。

今日は水曜日なので本の紹介。

少し前に読んだ本を読み返したので、
当時のブログに追記という形で書いていきたいと思います♪

スターティングストレングス Basic Barbell Training 第3版
Mark Rippetoe著 八百健吾訳

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2019年の4月に日本語版が発売された本著。

TwitterでフォローしているS&Cコーチの河森さんが

『日本語出版に寄せて』

を書かれている事で知ったのですが、2019年の12月ごろに購入。

購入してからもしばらくは積読状態だったのですが、読みだすと一気に読んでしまうぐらい面白い本でした♪

基本種目の深堀

本著は英語版タイトルがBasic Barbell Training とあるように、
『バーベルでの基本的な種目』と『そのための補助種目』を紹介する内容になっているのですが、

かなりマニアックな内容で読み応えたっぷりでした。

例えば1番初めに載っているスクワットは約60ページかけて紹介していますが、他のトレーニングを紹介する本ではだいたいが1ページか2ページだけでしょう。

それだけでも本著の内容の濃さが分かると思いますが、

・何故このスクワットが良いのか
・何故これはダメなのか

著者の視点からしっかり書かれています。

ハイバーvsローバー スクワット

正直な所、本著のコンセプトに全て同意する訳では無いのですが、

より多くの筋肉を動員するエクササイズ種目が良い種目』

というのは本著を読んでいて一貫して感じる部分でした。

その一貫性があるから本著で推奨されているスクワットは

『ローバーバックスクワット』

一般的にスクワットとして紹介される

ハイバーバックスクワット』ではありません。

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私は(自分が不得意という理由も少しあって…)ローバーでのスクワットは

背中から腰に負荷がかかるからおススメしない』

というスタンスだったのですが、

本著を読んで

『それ(腰に負担がかかる)だけでは無い』

という事を学びました。

まぁ、目的によってエクササイズ種目を選択するという当たり前のことなのですが。

今では定期的にローバーでのスクワットも行っています♪

まとめ

スクワット以外にも他の種目に関しても『これでもか!』という詳細な説明と、

所々で入ってくる

『アメリカの昔ながらの"タフなS&Cコーチ"が言いそうな言葉』(笑)

にクスっと笑いながら学びや気づきを得られる本著。

個人的にはスクワットを鏡の前でする事をおススメしない理由

集中して挙げている時に後ろで腕の太さをチェックするバカが来るから』

という部分が大好きです(笑)。

まだ読んでいないS&Cコーチの方は読む事を超オススメします!

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

このnoteでは毎週水曜日に書籍の紹介、日曜日にトレーニングやスポーツ、身体に関わる専門家向けに考え方やトレーニングについての記事を
書いています♪

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編集後記:

色々な本を同時進行で読んでいるのでなかなか一冊が読み終わりません。。。

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