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日記を再開する

2023年8月4日(金)晴れ

今日から久しぶりに文章の日記を再開する。そして初めてnoteに投稿してみる。私は2020年から映像日記をつけ始め、毎日約1分間の映像を作って公開していた。途中少し間が空きながら、今年の4月に27歳になるまで2年間続けた。文章の日記は今年の1月から書き始めた。今まではEvernoteにひたすら書き溜めていたのだが、noteで文章を書く感覚がとても快適。

最近夜に仕事や予定があることが続いていたので、睡眠のスケジュールが乱れ朝が起きられない。今日も9時に起きたのだが、本を読んでいるうちにまた寝てしまい、気づいたら11時を過ぎていた。午前中が消えてしまった罪悪感とともに起き、昼食のような朝食にヨーグルトを食べながらまた本を読む。今は植本一子さんの『降伏の記録』を読んでいる。4月に行った日記祭以降、想像以上に色々な人の日記が読めることを知った。植本さんの本が特に好きで、『働けECD』『かなわない』に続いて3冊目。彼女の日記を読んで感じたことはたくさんあるので、それについてもちゃんと書いてみたい。

結局午後から仕事を始めた。私はフリーランスで映画を作る仕事をしているので、撮影や稽古、打ち合わせがない時は、基本家で映像の編集か文章を書いている。今日は日曜日に撮影した詩の朗読の映像を、詩人の方たちに共有するための書き出し作業を行っていた。MacBookのスペック的に書き出し作業中はあまり重たい作業ができないので、メールに返信したり、本を読んだり、調べ物をしたりしていた。今引っ越しを検討していて、調べることが多い。

今回の朗読会では、ゲストとして香港から来た詩人たちがそれぞれ自作の詩を読んだ。その多くが広東語だったので内容は日本語訳でしか分からなかったが、読んでいる時の詩人たちの表情が印象的だった。それぞれ母国に対して複雑な、強い思いを抱えている。私が撮影した映像も、彼ら彼女らに危険をもたらしてしまう可能性があると思うと、急にぐっと胸が重たくなる。でもそういう映像を撮る責任は他の状況でもあるし、常に忘れてはいけない。

書き出し作業があと少しのところでなかなかうまくいかない。あっという間に夕方になってしまい、自分の生産性のなさに焦る。そんなこと考えても仕方ないのに。そんな時は運動と思い、7月半ばくらいにじじばば(母方の祖父母)が通っていた閉鎖したジムからもらった、自転車のようにペダルを漕ぐマシーンに乗る。30分ほど漕ぎ続け、汗びっしょりでそのままシャワーを浴びる。

その後は祖母が作ってくれた夕飯を食べ、なんだか休日みたいな1日を過ごしてしまった。でも今日中にnoteに投稿してみるという目標は果たせそうなので良かった。内容は結局日記になったけれど、これからは起きたことの記録の他にも、エッセイのように書いていくものにも挑戦してみたい。少しずつやっていこう。

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